2024年ACT朗読サロン 高松市丸亀町レッツホール

 2022年から始まったアーツカウンシル高松(ACT)朗読サロンの第2回発表会が317日午後2時から高松市丸亀町商店街のレッツホールで開かれる。毎月のレッスンで1年間鍛えられた第2期講座生に加え、昨年好評を得た1期生も合わせ、新旧講座生11人がステージに上がる。指導に当たったRNC(西日本放送)アナウンサーの池田弥生さんが特別出演して朗読するほか、津軽三味線奏者の筒井茂広さんがゲスト演奏する。

 「朗読とは本に閉じ込められたパッションを解放する魔法である」 (近代名言集)

 昨年5月にスタートした第2期講座は池田アナの指導の下、発声練習などの基礎トレーニングからスタートした。朗読の初心者が多かったこともあり、講座生はそれぞれ毎回のテーマに合わせて自主練習も続けてきたという。一人一人が取り組んだ作品は違っても目指すテーマは同じ、「文字」に魂を吹き込み、「言葉」に生命を与えることができるかどうか。

 

 「朗読とは作者の言葉を口に写すことによって、その心の動きを間近にたどる冒険旅行のようなものだ」(現代の名言)

 作品発表は岩部典代、岡部恵子、川井理恵、川見恭子、鈴木美紀、濵田早苗、林美由紀、藤島さゆり、前山しのぶ、森純子さん(順不同)ほか。発表作品は「放浪記」「ごんぎつね」「二十四の瞳」など近現代文学の名作を中心にした11作品。入場無料だが、席数に限りがあるため事前申し込みが必要。感染症対策のため定員は削減されて40人。

 特別出演の池田弥生さんは菊池寛作「弁財天の使」を朗読する。

「朗読は名作を理解する最良の手段である」(JJ・ニコロ)

 

 問い合わせは担当ディレクター大西詠子(090−8690−8827)まで。