アーツカウンシル高松(高松芸術文化市民協議会/略称ACT)は芸術文化を人々の暮らしの中心に息づかせることを目的に2001年7月に設立された民間の芸術文化振興団体です。香川・高松を中心に一般市民と芸術関係者が協力して設立し、同年10月にNPO(特定非営利活動法人)の認証を受けました。芸術文化をより自由に楽しく味わうために芸術家と市民、行政、企業が力を合わせてさまざまな分野の事業、提言、研究、発表を行っています。
Why we say ACT「遊びをせむとや生まれけむ」だから<ホモ・ルーデンス>
ホモ・ルーデンスを知っていますか。20世紀オランダの歴史家ヨハン・ホイジンガは人間と動物を区別する 最大の要素として芸術の存在を指摘し、人間を「ホモ・ルーデンス(遊ぶ人)」と定義しました。 それを遡ること800年の昔、日本の歌謡集「梁塵秘抄」は遊びをせむとや生まれむ。戯れせむとや生まれけむ」と書きました。
芸術は究極の遊びです。人間が人間であるために不可欠な「魂の食べ物」です。近頃元気のない日本には芸術を味わう 余裕こそ必須です。アーツカウンシル高松は既存の芸術ジャンルにとらわれることなく、音楽からファッション、 メイクアップ、街づくりまであらゆる創造、表現を芸術ととらえて応援します。生き方を変えよう、それが私たちの提案です。
ACTの組織と人
アーツカウンシル高松は理事会と11部門別委員会、5つの特別委員会に加え、選抜委員による ディレクター会議で構成されています。正会員であれば各自の責任に置いてどの委員会にも自由に参加し、提言、活動ができます。
5つの活動方針
- 芸術文化に携わる市民への支援
- 芸術文化の鑑賞機会の充実
- 行政、法人と連携した文化事業の推進
- 文化振興における創作者、市民、法人、行政の連携促進
- これらの活動を継続的に推進するための基盤づくり
Working Map
アーツカウンシル高松はより多くの人々の参加を求めて、多彩なアクションプログラムを用意しています。
- 創作発表活動の充実
- 発表・練習会場の発掘と提供
- 各種文化施設の運営受託
- 鑑賞機会の充実とネットワークづくり
- 伝統芸能の保存と継承
- 芸術団体の育成支援
- 新しい才能の発掘
- アートマネージャー育成
- 文化ボランティア育成
- 芸術教育プログラムの作成
- アート情報発掘などやるべきこと、やれることはたくさんあります。
NPO法人アーツカウンシル高松(正式名称・高松芸術文化市民協議会/略称・ACT)
〒760-0029 高松市丸亀町14−4 弐番街1号館3F