情報参考:絵画の通販なら「東京書芸館」
西洋絵画におけるパトロンの変遷について考えてながら絵画を見ると、歴史と連動しているので面白いと感じます。ルネッサンス以前の絵画は教会に依頼されて描かれた壁画がほとんどでした。文字の読めない庶民にも聖書の内容を伝えようとするものでした。ルネッサンスになるとメディチ家などの台頭によりパトロンが変わってきます。レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロ、ラファエロをはじめとした巨匠画家が生まれます。これはメディチ家などの財力によるものも大きかったと思います。同じ宗教画でもルネッサンス時代から人間らしい力強さが出てきます。また遠近法などもこの頃から見られます。イタリア・ルネッサンスが衰退してからは大航海時代が始まり,スペインやオランダが活躍するようになってきます。絵画を大航海時代により商人が力を持つようになり、この頃から個人の肖像画などが発達してきます。商人が画家のパロトンになるのです。またスペインの黄金時代には宮廷画家などが活躍します。ベラスケスなどは代表的な画家です。そのように西洋絵画の背景にある歴史や絵画を依頼したパトロンの存在を意識すると西洋絵画が以前よりも興味が深くなってきます。また巨匠と言われている画家の地位にも注目すると面白いでしょう。

