そもそもデッサンを何の為にするのか?

知らない人が何と多いことか。

「お客」A3ケント紙、鉛筆

 

写真とそっくりそのまま同じ物を真似て描く事が目的だと信じて描いている人が多い

写真と全く同じ物を描く勉強は一度だけで良いし

写真とそっくりそのまま同じ物を描く必要は無いと思います。

「写真が有るのだから」

何度も描いていると「私はここまで描けるんダ!」と自慢の為に描いている様なモノです。

 

絵の勉強は途中で投げ出さなかったら全員写真までなら誰でも描ける様になります。

写真まで描ける様に成ったら

ここからが個々の才能、センス、これまでの経験、努力、が試されます。

 

写真には

「必要では無い物」が映り込んでいたり

「必要な物」が捉えきれていなかったりしています。

それを個々が学んできた経験を基に才能とセンスで

要らない物を排除したり

要る物をつけ足したりして

自分が描きたい理想の形に描き変えて行く為に

デッサンの勉強が必要です。