それは余韻

 

 

朝つけた香水の香りは

 

夕方から夜を告げる

日暮れどきの空のように

深い香りになってきているころ

 

ちょうどこんな写真のような感じかしら

 

あなたの肌の香りと

あいまって

 

トップノートからはじまり

ミドルノートを経て

今日一日の物語をしめくくる

 

ラストノート

 

余韻の香り

 

今日の一日はいかがでしたか

 

夜のとばりがおりるまで

香りとともに