6月26日(月曜日)
何を描こうと云う具体的な案があっても
いざキャンパスに向かって描いていると
制御不能?どんどん予想できない方向に行く
あれっ!この絵はなんか模様なのか汚れなのか
単なる描きなぐっている途中なのかさえ分からなく
なってくると、別に仕上げなくてもいいに
完成させなくてもいいのに、超不安な気持ちになる
今まで順調に航海していた小舟が突然のモンスーンとか
に遭遇し、さぁどうやってこの難局を乗り越えましょうか?
とパニックに陥っているのと似ている
この先の見えない、そして描き始める前に用意していた
アイデアとか下書きとか、なんか最近評判いいし
我ながら調子いいいんと違うだろうか?
そんな事がすっかり役立たず、無残にぶちのめされて
それでも、呪文のように「ああでもない」「こうでない」
とやっていると、ある時「ピカッ」と光るというか
何か確信めいたものが湧いて来て、すぅぅぅっと筆が
進み、絵の具が選ばれ、タッチも微調整されるんだ
そしたら、まぁ今回のこの作品制作の旅の半分は
終わって、今度は帰路に向かうんだ
こんな話聞いて、皆さんは、なんてまどろっこしい
事をくどくど語っているなぁと思われるかもしれませんが
この、何もないところから、何かを導き出すという
アートというものは実に奥深く(当たり前だけど)
面白いものだなぁーと思うのであります
第一、好きでなかったら、面白くなかったら絵は
描かないもんね。この描きたい!という衝動は
どこから来るんだろうね
只今、帰路に入った新作のタイトルは「夏の少女」
です。
