私が娼婦になったら | peehのアートな日々

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画家Peehの作品は「メルヘンブルース」と呼ばれています。
少年の頃の蒼くドキドキしてた感覚を忘れずに、アートを通じて
出会った素敵な人たちや、出来事を発信して沢山の人たちと友達に
なれたら嬉しいな!

4月13日(月曜日)


アポロ1


僕の好きな詩をひとつご紹介しましょう
かなり長いです
こんな鋭い感性の人は今
どうしてんだろ?
なんか読み終えたら私が天使になったら…
になってるんだヨ
不思議ね


アポロ2



私が娼婦になったら

私が娼婦になったら
一番最初のお客は おかもとたろうだ


私が娼婦になったら
私が今まで買いためた本をみんな
古本屋に売りはらって
世界で一番香りのよい石鹸を買おう


アポロ4



私が娼婦になったら
悲しみをいっぱい背負って来た人には
翼をあげよう

私が娼婦になったら
たろうのにおいの残ったプライベートルームは
いつも綺麗に掃除して
悪いけれど誰も入れない


私が娼婦になったら
太陽の下で汗を流しながらお洗濯をしよう


私が娼婦になったら
アンドロメダを腕輪にする呪文を覚えよう


私が娼婦になったら
誰にも犯サレナイ少女になろう


私が娼婦になったら
悲しみを乗り越えた慈悲深いマリアになろう


私が娼婦になったら
黒人(アポロ)に五月の風を教えよう


アポロ5



私が娼婦になったら

黒人(アポロ)からJAZZを教えてもらおう

淋しい時にはベッドに入って

たろうのにおいをかぎ


嬉しい時には窓に向かって静かに

次に起こることを待ち

誰かにむしょうに会いたくなったら

ベッドにもぐって息を殺して

遠い星の声を聞こう