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ご覧いただきありがとうございます
ソムリエ試験合格アドバイザーともです
このブログでは、ソムリエ試験、ワインエキスパート試験を受験される方にむけて、最新のソムリエ教本の中から、出題頻度の高い箇所や、理解が難しい箇所について、要点をまとめて解説しています
前回はワインの4つの分類についてお話をしました。
今回はスパークリングワインの分類について解説をしていきたいと思います。
スパークリングワインが好きな方は必見ですよ
それではいってみましょう
スパークリングワインの製法で覚えておきたい方式は3つです。
1. トラディショナル方式=シャンパーニュ方式
トラディショナル方式は、
私たちが普段食事などと一緒に飲んでいるワイン(スティル・ワイン)を瓶に詰めて、
そこに糖分と酵母を加えて密閉し、瓶内で第二次発酵(炭酸ガスを発生)させる方式をいいいます。
簡単には “ 瓶内二次発酵 ” などと呼ばれています。
ここで大事なキーワードとなるのが “ 瓶内二次発酵 ” ですが、
なぜ瓶内二次発酵というかというと、
スティルワインを造る段階で糖分と酵母の働きによって一度発酵をさせており、
瓶内で二度目の発酵をさせるということから瓶内二次発酵といわれています。
このトラディショナル方式はフランスシャンパーニュ地方で確立された最も手間隙のかかる製法で、
世界中の高級スパークリング・ワインのほぼ全てはこの方式で造られています。
▼フランスのシャンパーニュ、
▼ドイツでフラッシェンゲールンク、
▼イタリアでメトードクラシコ、
▼スペインでカヴァ
と表記されたものはこの方式で造られた物をさしています。
2. シャルマ方式
この方式はスティル・ワインを大きなタンクに密閉して
タンク内で第二次発酵を起こさせる方式をいいます。
簡単に言いますと、トラディショナル方式でもっとも手間隙のかかる瓶内二次発酵などの
プロセスを簡素化した方式です。
この方式は一度に多量に造ることができるので、
コストを抑えた発泡性ワインを造る場合に広く用いられています。
3. メトード・リュラル
発展途上のワインを瓶に詰め、密閉して残りの発行を瓶内で行う方式。
スパークリングワインの製法については以上の3つの方式を覚えておきましょう
このようにスパークリングワインと一言でいっても、
いろいろな製法があるんです。
へぇ~って感じですよね(笑)
今後、シャンパーニュやフランチャコルタ、カヴァなどを飲む際は、
「瓶内二次発酵だぁ~」
と、ニヤついてみてください
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