「本音は仕草に出る」というのは、大体30%くらいしか当たらないと思っている、マインドリーダーの雷人です。
先日、とある新米の占い師さんのコンサルティングをやっているときに、こんな相談を受けました。
「『旦那が浮気ばかりするので離婚しようと思うのですが、どうすればいいでしょうか?』と聞かれたので、離婚する方向で話を持っていったら、ものすごく怒られました。どうしたら良かったんでしょうか?」
察しの良い方ならピンときたと思いますが、本当は離婚したいんじゃなくて、どうすれば旦那の心を取り戻したらいいのかを聞きたかったんですね。
頼りなさが伝わったくる新米占い師に本当のことなんて話せない、という思いもあったのかもしれませんが、相談者本人が自分の本当の望みから目を逸らしていた、わかっていなかった、というのが実情だと思います。
この新米占い師さんには、相談者様が言うことが本音かどうかを見抜く方法と、地雷を踏んだときの対処法をお伝えしてコンサルを終了しました。
でもね、他人の本音を見抜くことなんて簡単だし、正直、他人が言うことが本当かどうかなんて、どうでもいいことです。
重要かつ厄介なのは、自分の望みが本物かどうか、を見抜くこと。
人間というのは、自分自身に対してそれは見事に嘘をつくことができます。
ときに現実の苦しさから逃げ出すために、正気を失うことだってある。
前述の相談内容で言えば、奥さんは旦那の気持ちを取り戻すのは不可能だ、あるいは相当しんどい思いをしなきゃ無理だ、と思い込んでいる。
そこから目を逸らすために「旦那と離婚したい」のが望みだと自分に嘘をついちゃったんですね。
「金が欲しい」「恋がしたい」っていうのも、大体はこの類です。
本当の望みは別のところ(ちょっとずれたところ)にある。
そして本当の望みさえわかってしまえば、それは本当に実現したも同じなんです。
潜在意識下で「実現できる」と確信したからこそ、その望みを持ったとも言える。
意識の心でどれだけ「無理だ」って思っていてもね。大体は思うんですけど。
この奥さんの場合、「旦那の気持ちを取り戻したい」という自分の望みに気づいた時点で、ほぼ終了。
僕はどうなるのかわかりませんし、この人もわからないでしょうが、この人の潜在意識は最適解を知っていて、気づいた時点でそれに向かい始める。
そう考えると、占いと心理セラピーって本当によく似てますよね。
ただ問題はこの奥さん、多分まだ自分の本当の望みに気づいていないんだよなぁ…。
そうそう、自分の本音に気づく方法ですが。
それはこのブログの記事のあちこちにヒントが書いてあるので、自分で探してみてください。
教えないからこそ、気づきがあるのですよ。
雷人のイベント
★10/30(土)ZOOM開催
「波動」とか「マインド」というものを、五感で感じられるものに変換して書き換えていく、心理学/認知科学的なアプローチをお伝えします。
★11/13(土)ZOOM開催
参加する皆様のマインドを使い、その力を体験できるエンターテイメントショーです。
マインドリーディングを理解するための本