またひとつ考え方のお話

 

葬儀とは?お別れとは?何なのでしょう

 

故人をこの世からあの世へ送る儀式、というのも正しいと思いますし

 

家族がお別れをする、というのも正しいと思います

 

人は亡くなっていくとき、体中の細胞が一つ一つ消灯していくみたいです

 

私は、父の死で感じましたし体験しました。できれば死にたくない、とても寂しいですね

 

亡くなっていくというのは本当に辛いと思いますし、悔しくなると私は思っています。

 

亡くなった後はどうなるのか体験していないので分かりませんが、魂は生き続けていると

 

信じています。私が葬儀に携わらせていただいている時はその人の魂が後ろから見ている気持ちで

 

います。亡くなったら居ないとは思わず、そう隣に居てくれてるんです。

 

そう思いながら、お別れの場を考えてみますと、葬儀とはの考え方が変わる気がします

 

何も語れない、何も食べれない、何も見えない肉体、何も触れられない肉体、冷たくなっていく身体

 

最期にあなたに伝えたかったこと、最期に一目会いたかった、最期に・・・

 

遺族は何をしてあげられるのか、祭壇を立派にすること?そうではないです

 

何もできない故人の代わりに、お別れの場を作ってあげて葬儀場にいる故人の魂と参列した方が

 

最期に出会う場。魂は葬儀場から真っ直ぐに旅立ってしまう訳です。

 

最後の遺族挨拶も何て紹介しているのか?

 

故人になり代わりご挨拶申し上げます・・・といつも言っていますね

 

故人は何を伝えたかったか、故人は何を想い逝ったのかを考えるのが大事なのです