おはようございます!医療アートメイク看護師の鷲見です
今日は私自身がいれている眉アートメイクを理由と共に技法についてお伝えしていきます
私が考える&いれるアートメイクは基本的には控えめです。その時だけのことを考えてバチーーーン
って仕上げることはもちろん可能ですが、アートメイクは薄くなるけど消えません。5年後、トレンドが変わったり、好みが変わることも十分ありえます。今は太眉もかわいいけど、5年後は古いデザインに思えているかもしれません。。だから骨格や自眉に合わせることも重要だけど、それプラス数年後経ってもメイクを足すことでデザインを変えられるような形にしておくことが重要です
直後は少し物足りないかもしれないけど、長く付き合うためには、「アートメイク8:メイク2」くらいで、少しメイクを足して完成するアートメイクが長く付き合えるアートメイクの形の秘訣だと思います
そして、私の眉アートメイクはドットでいれるパウダー眉仕上げです
なぜその技法を選択をしたか、理由を説明していきます
アートメイクを知れば知るほど、少し深い層へいれていくストロークは(ドットではなく線で彫る技法)リスクが伴うと思いました
主なリスクの可能性としては、
滲む(線がぼやけて太さが出ます)
太くなる経過でストロークに太さが出ます)
暗くなる(赤みが抜けることで青みが目立ち暗く見えます)
まだらに薄くなる(線の途中の色味が抜けてまだらさが出る)
深さがある分肌への侵襲が大きい(肌質によってはストロークの線の形で皮膚に凹みが出る場合もあります)
これは技術の問題ももちろんありますが、ストロークの持つ特性でもあり仕方がないことなのだと思います。
もちろん全員にリスクがあるわけではありません。
リスクがある人は、
脂性肌
毛穴肌
敏感肌
年齢肌
凸凹肌
赤ら顔
アトピー肌
肌の色
などが挙げられます。
当てはまるから絶対リスクがあるわけではなく、症状のレベルにもリスクの高さは異なります。
でも正直リスクが少ない人の割合のほうが少ないかな、、と感じるのが正直な感想です。
ドットで入れるパウダー眉はストローク眉(線で彫る技法)に比べて、少し浅い層へ彫っていきます。
そのためストロークに比べると侵襲が少なく、肌質を選びにくいというのが大きなメリットです
デメリットが少ない=大きなメリットなのです
ストロークが絶対に悪いわけではないです肌質に合った人がストロークを入れると、細く明るく定着し(施術から1ヶ月半くらい経ったあとの残ったアートメイク)、とっても綺麗です
1番大切なことは「ご自身の肌質にあっているかの判断」「ご自身の肌質でアートメイクをした場合、今後どういう経過をたどるのか」そこを知った上でアートメイクをいれることです。
お客様:「ストロークで彫ってください」
施術者:「OKOK!任せてください」
はとても危険であるということをお伝えしたいです。誰でも自由に技法を選べる訳ではありません。合っているもの合っていないもの。何故そうなのか、理解した上で施術を受けていただきたい気持ちです
そして私たち施術者の多くは自分自身の眉アートメイクはパウダーでいれていることが多いのです
それはデメリットが少ないから、、だと思います
これからアートメイクを受けられる人が少しでも後悔しないように、施術者目線でのお話をこれからも沢山お伝えしていきます