こんばんは!アートメイクギャラリーの鷲見です
今日は奥が深く、私自身もその技術に魅了されている
乳輪乳頭のアートメイクについて
お話していきたいと思います
私は前職が手術室勤務で、沢山の乳がん患者様の乳房摘出術、再建術の担当をさせていただきました。多くの医師と毎回手術前にカンファレンスを行い、1人1人の摘出術、再建術の計画をたて、手術がスムーズに進行できるように手術介助を行ってきました。
摘出、再建術と言ってもいくつものパターンがあって、その再建術の方法によっても、術後の経過、乳房の状態は異なります。
乳輪乳頭のアートメイクを行う際は現在の目で見える皮膚の状態だけを見るのではなく、
手術の時期、傷跡の状態、術式からの筋肉や皮膚の状態の把握、インプラントの有無など、
多くの情報を得て、アートメイクの方向性を決定することになります
それは眉やリップなどと違う難しさがあると感じています。。
乳輪乳頭のアートメイクは乳癌の手術後の方だけではなく、色んな症例があります。
▫︎乳がんの手術で全摘された方の乳輪乳頭
▫︎乳がん術後に再建術を受けられた方の乳輪乳頭
▫︎乳輪、乳頭縮小術後の傷跡修正
▫︎モントゴメリー線切除後の傷跡修正
▫︎レーザーによる色素脱失 などです
乳癌の手術後の方は、傷跡が落ち着いてから、アートメイクの計画を一緒に立てていきます。アートメイクは1回では仕上がりません。綺麗に仕上げるために、回数を重ねてより自然に見えるようにアートメイクを入れていきます
施術前に傷の状態を確認し、アートメイクのお話を沢山させていただいて、アートメイクを受ける選択をするか、しない選択をするか、沢山お話をして、1人1人に合った方向性を一緒に考えていきたいと思います
もちろんカウンセリングだけでも可能です。お気軽にアートメイクギャラリーへご連絡いただければと思います。
乳輪乳頭縮小術後やレーザー後の色素脱失のカモフラージュは最近すごくすごく増えています。。
綺麗になるために受けられたはずの施術でこうなってしまうのは悲しいですね。。
色んなアートメイクがあること。すぐに結びつかないことであっても、いつか回り回って誰かが困った時の選択肢の一つになるように、沢山発信して1人でも多くの人に知ってもらいたいという気持ちで今後も発信していきたいと思います
最後まで読んでいただいてありがとうございました
乳輪の傷跡修正の一例です。