アートメイクを検討されている多くの方が「MRI検査を受けられなくなるのでは?」という不安を感じられます。

特に、美容目的でなく、医療目的でアートメイクを検討されている方にとっては、大きな懸念となることもありますよね。



実際、この疑問は私たちの元にもよく寄せられる質問の一つです。
そこで今回は、アートメイクとMRI検査の関係について解説したいと思います。




MRI検査が受けられなくなる?その答えは「NO」

結論から言うと、アートメイクを入れてもMRI検査は受けられます。

MRI検査は金属に反応する性質があり、アートメイクのインク(色素)にも金属成分が含まれていることから「火傷のリスクがあるのでは?」と心配されることがあります。
しかしアートメイクに使用されるインクに含まれる金属成分はごく微量であり、それによる火傷のリスクは非常に低いとされています。


形成外科専門医・医学博士 冨田祥一先生は乳房再建手術から乳輪・乳頭の医療アートメイク(ブレストアートメイク®︎)まで手掛け、多くの患者様に安心と自信を届けておられる医師です。
冨田先生はMRI検査とアートメイクの安全性についてマウスを使用した科学的根拠に基づいた研究を行い、その結果を発表されています。

火傷はみられず、MRI前後で組織学的にも著変は認めなかった。というものです。

Web上でも閲覧できますので、ぜひご覧ください↓
(冨田先生に掲載・引用許可頂いています)


実際に、私が眉アートメイクを施術させていただいたお客様で、その後MRI検査を受けられた方がいらっしゃいますが、問題なく検査を受けることができております❤️‍🩹

アートメイクによるやけどのリスクは非常に低いですが、安心・安全に検査を受けるためにも、検査前は担当の医師に申告しておくことも大切です⭐️



アートメイクは医療行為です。
まだ医師不在の個人サロンなどで行われているところもありますが、
使用するインクの成分や安全性についてもしっかり管理されている信頼できる医療機関で安心して施術を受けて頂きたいと思います⭐️



アートメイクは、美容目的はもちろん、医療目的でも多くの方をサポートしています。

例えば、無毛症の方や抗がん剤治療の脱毛に対し眉アートメイクを施したり、乳がん術後の乳輪・乳頭再建(ブレストアートメイク®︎)として自然な仕上がりを実現したりと、その効果はさまざまです。






「もっと早くやればよかった!」という声をたくさんいただく一方で、事前に知識を持っておくことはとても大切です。

安心してアートメイクを受けて頂き、より自分らしく過ごして頂けることに繋がると嬉しいです🌷