すきま時間にレッツ英会話!
今回ご紹介するのは、LT Box Co., Ltd.のアプリ「Real英会話」です。英語講師のテリーさんによる、生きた英会話を学ぶことができます。
いろいろな状況に応じた例文がたくさん収録されています。私は「学習」の「リスニング」を選び、はじめから「復習」モードのクイズ形式にして楽しんでいます。このモードではまず英語の音声を聴き、画面に表示された和訳の選択肢から正解を選んで、解答後に英文を確認するという流れです。
また、「スピーキング」の「復習」モードでは、画面に表示された英文を英語で吹き込み、発音が正しければ正答になります。電車の中など外ではさすがに恥ずかしくてできませんが、自宅なら自分の発音が実際に通じるかどうか、気軽に試すことができます。このほか、「ディクテーション」があったり、テリー先生に知りたい英文を質問する「リクエスト」があったりして、内容は充実しています。
とにかく収録されている英文と和訳が自然でいいですね。重要なフレーズについては簡単な説明が付いており、理解が深まります。
例えば、次の英語の意味はお分かりになりますか。
Something’s fishy.
答えは「なんか怪しい」です。fishyは「怪しい/うさんくさい」という意味で、魚が生臭くて腐っているのか疑うことから生まれた言葉です。

この表現から、ふと思い出した会話がありました。以前、高校でALT(外国語指導助手)を務める20代半ばのアメリカ人女性と話をしていて、次のように聞かれました。
「朝食は何を食べたの」
「魚だけど」と私が答えると、
「あんなに臭うもの、とても朝に食べる気しないな」
「昨晩の残り物で、食べてしまいたかったんだ」
「それならわかる。私もたまにする」
アメリカ人の彼女にとって、魚のイメージは「くさい」なのでした。私は「魚=おいしい」なので(笑)、全然違いますね。ちなみに会話は次のように続きました。
「じゃあ、あなたは何を食べたの」
「シリアル」
「おいしいの、それ」
「あんまり。でもずっと食べてる」
アメリカの朝食の定番、シリアル。でも好きで食べているわけではないようです(笑)。ちなみにつづりはcerealです。serialと書くと「〔小説やテレビ番組の〕連載もの」という、まったく別の意味になります。発音が同じなので紛らわしいですね。
この「Real英会話」、私がやり始めたときは600円ほどで、今は値上がりしているようです。ただ追加の課金がないので、お得感があります。話し手がいつも同じ男性で、もう一人女性でも加わってくれるとうれしいのですが、この値段なら文句は言えません。ただ私は印刷したものがないと落ち着かないので、できれば内容をまとめて出版してほしいですね。また、これだけ使えばこと足りるというものでもないので、あくまですきま時間に使う、補助的な教材として活用するのがよいのではないでしょうか。