・同じ臭い・・・?! | 日本哭檄節

日本哭檄節

還暦を過ぎた人生の落ち零れ爺々の孤独の逃げ場所は、唯一冊の本の中だけ・・・。
そんな読書遍歴の中での感懐を呟く場所にさせて貰って、此処を心友に今日を生きるか・・・⁈

 先日の『東京都知事選挙』で一躍メディア(=国民)の注目を集めた

『石丸伸二氏・・・』

を、まだ引き摺って居ると想われるかも識れないが、昨夕のこのNewsを視聴して居て、この仁の放つ空気に、あの傲慢石丸氏と同じ臭いを嗅いだ気がしたのは、このジジイだけか・・・?!

 

 

 彼の播磨は兵庫県庁で、些かきな臭い殊が起きて居たことは識って居たが、まさか、その『殊』の一方の当事者(=告発者)が、県議会の『百条委員会』での証人尋問を前に、寸前に亡くなって居られたことまでは存知上げず・・・(汗)

 

(画像は、kobe-np.co.jpより拝借)

 

 このお方・・・、お育ちもオツム(=頭)も良かったようで、東京の

『旧・加賀前田藩邸(=赤門=東京大学)・・・』

の経済学部をお卒(で)に為り、そのまま

『霞が関エリート(=総務省)・・・』

に成って居られたのだそうだが、2021[令和3]年に行われた故郷・兵庫県の知事選挙で、現職勇退に伴い、副知事が後継出馬する事態を視て、

 

≪ 現職県政(=井戸・前知事)からの禅譲、継承では良くない・・・!

 県民の将来の為にも、新しい世代のリーダーが挑戦すべきだ・・・!≫

 

との『漢気』を催された辺りも、当に、あの『石丸伸二・前安芸高田市長殿の男気』と重なるわなあ・・・(笑)

 

 一つお断りをして措くと、30年前までの『中選挙区制時代』には、この霞が関のエリートたちの多くが、

『末は大臣・・・』

を目指した『国会議員出馬』を視野に入れた活動をするために、地元選出の現職国会議員の遣い走りで点数稼ぎに勤しんで居たのだが、1994[平成4]年の

『少選挙区比例代表並立制・・・』(=実質選挙は2年後からだが・・・)

などと云う邪道の選挙制度へと変わった為に、すべての小選挙区制が『1人区』に為ったために、幾ら地元の先輩議員にゴマを擂っても、派閥の遣いっ走りをしても、現職が、

『我が子息、縁者に後継を・・・!』

と云い出せば、禅譲も無ければ、地元での機嫌取り(=地盤形成)も水泡と期して、愚の骨頂の

『世襲制が常態化・・・』

してしまったから、如何なオツムガ良くて野心が在っても

『永田町への路・・・』

は絶たれたに等しく、それに代わる選択肢として、

『都道府県首長(=知事)の座・・・』

へと格下げして、その座を狙うチャンスを窺う霞が関族が増えたのが、昨今の大きな流れに為って居たことは事実で、このお方も、その大義名分に、

『禅譲は、良くない・・・!』

との大義を掲げて、お隣の『大阪維新』を巻き込、一方で、当時の上司だった

『高市早苗・総務大臣等・・・』

まで巻き込んでの『自民党本部推薦』まで勝ち得た戦略は、さすがは『オツムの良さ』ではあったのだろうが、何せ、霞が関官僚は、30歳代で

『地方自治体出向・威張り方修行・・・』

と云うプロセスで、自分の度量を過信し始めるから、今回のような失敗を犯すのだあよな・・・(笑)

 

 ただ・・・、そこで、この手の

『オツムの良過ぎるお方々・・・』

と云うのは、石丸氏もそうだが、自分(=と同類)以外は、

『みんな愚民・・・』

に視えて仕方が無いと云う病気を宿して居られるから、勢い、言動が横柄に視えたり聴こえたりするのが、共通した性癖でも有るわな・・・!

 

 だから・・・、こう云う人の側に侍る人は、余程人間が練れて居ないと、当然、プライドがズタズタに斬り刻まれるような屈辱感を覚える事態が起きるのも当然で・・・!

 

 この

『プライドのズタズタ刻み(=屈辱感)・・・』

が、所謂

『Power Harassments ・・・』

と為る訳で・・・(笑)

 

 今回の騒動では、その告発文を書き配った元職員殿が、

『事実と違う部分が有る・・・?!』

と咎められ、『停職3カ月の懲戒処分』まで課す荒療治の果てに、騒ぎが表立って来て、県議会が、全会一致で、地方自治法の

『百条委員会(=罰則規定の有る調査権を有する)設置・・・』

と云う騒ぎにまで発展し、その百条委員会での証人質疑の当日に、

『自殺と想われる不可解死・・・』

を遂げてしまったと云う訳で、この事態を受けて、けのふ(昨日)、昔は、泣く児も黙らせたが、今は『御用組合』へと堕落して居た

『自治労(=全日本自治団体労働組合)・兵庫県職労支部・・・』

も、遂には重い腰を上げ、自分たちの上司(=齋藤知事)に向かって、

『辞職も含めた責任追及文書の提出・・・』

の仕儀に及ばれたのだそうで・・・!

 

(画像は、news.ntv.co.jpより拝借)

 

 まあ・・・、騒ぎが此処まで大きく為ると、ご当人(=藤知事殿)は、その高いプライドから

『辞職はしない・・・!』

とご否定為さったが、殊がここまで大きくなると、最早、辞職は時間の問題と云うしか無かろうな・・・?!

 

 3年前の立候補時は、無所属ながらも保守分裂まで起こして推薦に奔った『自民党本部』や『日本維新の会』の松井一郎代表や吉村大阪府知事までもが挙って推薦した

『名馬のハズ・・・』

が、結局は、

『見掛け倒れだった・・・』

と云う顛末は、ジジイのような底無しの愚民には、

『嗤える顛末・・・』

で、観て居て面白いわなあ・・・(笑)

 

 立候補時は、諸手を挙げて推薦した自民党も維新の会も、こう云う事態に陥れば、救いの手を差し伸べてくれるはずも有るまいし・・・(笑)

 

(画像は、NHK News Web より拝借)

 

 この前、まるで

『時代の寵児・・・』

の如く現れ、メディアに

『石丸現象・・・』

とまで持て囃された『元・安芸高田市長殿』も、開票当日か翌日に出たTVでのぶっきら棒でピンと外れな受け答えで、一気に好感度を下げてしまって居ると云うが、あの様な仁に『好感度』を感じる感性(=メンタリティー)自体が、ジジイに云わせれば

『何処、観てるの・・・?!』

と訊ねたいが、この先も、この手の

『オツム膨れの苦労識らずなだけの連中・・・』

が現れては、落ち零れ愚民のプライドをズタズタに斬り刻んで傷付け、何の反省もせず威張り散らす社会が増幅して行くのだろうなあ・・・!

 

 失敗(=辛酸)を舐めた人間と違って、エリートコースしか歩いたことの無いお方々は、ここの機微がお判りに為らないのが怖いわな・・・?!

 

 結局、このお方も、自分の部下2名の命の喪失(=自殺?)に関わって居るってことだが、ご本人には、反省も忸怩も感じ無いだろうな・・・?!

 

 オオー・・・、クワバラクワバラ・・・(笑)

 

 またけふ(今日)も、くだらぬ下世話ネタの長駄文にお付き合い頂いて居りましたら、深謝申し上げます・・・(謝&拝)