ジジイの安宿(やさ)に、週3回の回数で、お上の差し向ける
『挙動不審審査官(=訪問看護師)殿・・・』
がお見えになり、約1時間、ジジイの暴れ脳が繰り出す昔話や世の中への毒吐きの聞き役を務めて頂き、独居、独り言老人の
『日本語活舌の訓練・・・』
に付き合って頂いて居る話は、前にも何回か記事にして居るが、この有り難い訪問看護師さんは、何も、全員、女性で有る訳では無く、時に、2、3人は、30歳過ぎから40歳前くらいの若手の男性看護師も混じって居て、これはこれで、歴史を論じたり政治を論じたりして、然ながら、
『哭檄、独善・人生&社会塾・・・』
の様相を呈するので、彼らは、我が家に来るのを、どうも楽しみにして居る節がある・・・(笑)
そんな中でだが、先日、久しぶりに表れた40歳寸前の独身貴族を決め込む看護師との会話の中で、男の専門病で有る
『前立腺肥大症・・・』
の話になった・・・(笑)
ジジイも、この男泣かせの病気が、50歳前後からの
『男の国民病・・・』
的にジワジワ進行する話は聴いては居るし、中には、相当、難儀を為さって居る御同輩も居らっしゃることは存じ上げて居るが、幸い、60歳代半ばの今日まで、それに悩むような苦労には陥って居ないのだが、さすがは、頭の善い青年看護師くんは、勉強も善くして居るようで、ジジイが、男同士の遠慮の無さで、
『40歳と云えば・・・、独身では、性欲発散に困るだろうが・・・?!』
誰か、そう云う相手が居るのかい・・・?!』
と冷やかすよう水を向けると、咄嗟に喰い着いて来て、
『そこなんですよ・・・、哭檄さん・・・!』
と来たもんだ・・・(笑)
(画像は、japaneaseclass.comより拝借)
彼は、若い頃からの勉強好きが高じて、看護師資格以外にも、色々な資格を有して居ることを自慢して居るのだが、目星を着けた資格を取得するまでは『断色(=女)』をするのだそうで、それが高じた結果が、身長は高くて顔も悪くないのに、未だ未婚のまま四十路を迎えるのだが、つまりは、
『女に不自由はしなかったが、敢えて、避けて来た・・・!』
と云う、全然女性にモテなかったジジイに云わせれば、男の風上にも置けないキザったらしい男なのだが、この男が、今になって、『自分の迂闊』に気付いたと云うのだ・・・!
それが、この
『前立腺肥大症の危険性・・・』
と云う訳だ・・・!
以下・・・、これは、この勉強好き男性看護師の学習範囲の焼き直しだが、この『前立腺肥大』には、男性ホルモンが大きく関与して居ることは、既に多くの学説でも公認されて居るらしいが、要は、若い頃からの
『精液の排出量(=回数)の多寡・・・』
も、これに大きく関係して居ると云うことで、その理由は、男の証である精液は、この前立腺でも作られて居るらしく、射精で排出されない精液は、体内で吸収されて尿と一緒に体外排出されるらしいが、それは全部では無く、若干は、
『古い精液・・・』
が体内に残り、微量づつ蓄積される危険性が有り、これが、歳を重ねる毎に、少しづつ前立腺に悪さをし、
『肥大化や癌化を引き起こして居るかも識れない・・・?!』
と云う可能性も、最近疑われ始めて居るのだそうだ・・・?!
なるほど・・・、これは、面白い学説と云うか仮説だ・・・(笑)
何せ、この病気は、女性の『子宮ガン&卵巣ガン』と類を一にする
『一方の性(=男性)特有の病気・・・』
だから、些か説得力は有る・・・?!
その看護師くんは、自分が、人生の半分近くを、敢えて『断色』を課して、若い頃、その性欲を勉学に振り向けて来たから、精液製造旺盛年代(=20~30歳代)に、それを直接排出せず、体内吸収型で抑えて来たのだが、完全に体内吸収から排出されず、体内に微量に残った精液が、将来、腐敗とかで膀胱や前立腺に残って居るとすると、
『膀胱ガンや前立腺ガンになる可能性が有るのでは無いか・・・?!』
と、今になって疑心暗鬼に陥って居ると云う訳だ・・・(笑)
その話を聴いたジジイが、
『俺は・・・、まだその兆候は無いがなあ・・・!』
と云うと、
『哭檄さんは・・・、結婚して、しっかり外に出して来られたからですよ・・・!』
と、さすがの医療専門家(=看護師職)くんは何の衒いも無く喝破して見せ、
『だから・・・、今からでも結婚しようかと想って居るんですけど・・・、なかなか相手が居なくて・・・!』
と本気で考えて居るようだったが、そう云えば、我がNipponの男性は、この病気への罹患率が、
『世界の中でも高い比率に昇って居る・・・?!』(=日本人男性の推定患者数は55歳以上の5人に1人)
と云う話は、以前聴いたような・・・?!
元々、狩猟民族でも無いNippon男児は、歳を取っても性欲絶倫と云う男は少ないから、そう考えると、なかなかに説得力の有る話だったわな・・・(笑)
(画像は、seniorlife-info.netより拝借)
世の御同輩諸兄方・・・、何も、今更、無理に奥様に拝み込んでの仕儀に及ばずとも、歳相応に、僅かばかり製造されては居る『薄い種』を、弱々しくとも外に放出し、前立腺の穴通しを心掛ける必要は、有りそうですぞ・・・(笑)
などと・・・、まったく下種な俗説を宣まい、女性の読者の方からは大顰蹙を買いそうだが、この俗説・・・、案外、的を射て居ないことも無さそうな・・・(汗)
って・・・、離婚17年の
『断色ジジイ・・・』
が説く話では無いが、一応、ご参考までに・・・(笑)
しかし・・・、生きて居ると、面白い説に出逢えて、面白いわなあ・・・!
以上・・・、けふは、女性の方には、何の役にも立たない話(=毎度だが)を、若し読んで頂いて居りましたら、お許しくださいませ・・・(謝&拝)