・懐メロはいい・・・(汗) | 日本哭檄節

日本哭檄節

還暦を過ぎた人生の落ち零れ爺々の孤独の逃げ場所は、唯一冊の本の中だけ・・・。
そんな読書遍歴の中での感懐を呟く場所にさせて貰って、此処を心友に今日を生きるか・・・⁈

 

 

 ジジイの駄文を読んで頂いて居る方なら、間違い無く全員がご記憶(ハズ)の超レア懐メロをいきなり登場させてしまったが、ここ数年、毎週日曜日のNHKの看板番組『大河ドラマ』が、何故か肌に合わなくなってしまったジジイは、その時間を、今は、専ら、同じNHKのBSの裏番組の

『新・BSにっぽんの歌・・・』

などと云う、演歌&懐メロ歌謡曲番組に浮気させて頂いて居て・・・(汗)

 

 何せ、生まれが薩摩のド田舎に在って、物心着いた時から、頑固オヤジは、浪曲と三沢あけみに嵌り、母は、民謡と三味線と三橋美智也、春日八郎、藤山一郎、畠山みどりと云ったド演歌歌謡曲に嵌って居た我が家は、世間の青年男子たちがビートルズに狂い、若い女性たちが、グループサウンズ(=GS)に奔った時代にも、まだ、この病癖から抜けられずに居たし、丁度、その頃、成人したはずの長姉は、何故かGSには奔らず、自前でステレオプレーヤーなるモノを買ってからも、コレクションは『水前寺清子』一本だったから、このジジイの耳は、

『ド演歌大好き聴覚・・・』

のまま、高校になって、やっと世間並みにフォークソングなる近代音楽に巡り会うまで、

『昭和一桁世代好み・・・』

のままで、進化を止めて居たのだ・・・(笑)

 

 そう云えば、毎年、お盆の頃に、

『夏の紅白・・・』

と銘打った

『想い出のメロディー・・・』

とか云う懐メロ番組が有って、家族揃って視聴したモノだったが、今も有るのか・・・?!

 

 昨今、音楽のジャンルや好みも大変革してしまって、今や、辛うじて生き残って居る演歌主体番組の『新・BSにっぽんの歌』は、今の、若い女性視聴者にゴマを擂ったようなタレント陳列芝居の

『どうする!・家康・・・』

などより、ジジイには、余程寛いで観れるし、身体でリズムを取りながら一緒に歌って聴けると云う訳だ・・・(笑)

 

 一言お断りして措くが、ジジイは、NHKご自慢の『どうする!・家康』にケチを着ける気は、毛頭御座りませぬ故・・・(汗)

 

 と・・・、相変わらず前布令が長くなったが、そんな『新・BSにっぽんの歌』の最新版(=7/27・丸亀市)は、来る盛夏を先取りして、出演者全員での

『お祭り歌謡大特集・・・』

だったのだが、その中で、冒頭の、この『左卜(ぼく)全さん』が、少女5人(=ひまわりキティーズ)と一緒に歌った、

『老人と子供のポルカ・・・』

なる懐かしい歌が歌われたのだが、出だしの

≪ ♬ ズビズバー・・・、パパパヤー・・・!≫

と聴いて、条件反射で、想わず一緒に歌ってしまって居たのだ・・・(汗)

 

(画像は、japaneaseclas.jpより拝借)

 

 数ある懐メロの中でも、この曲を聴いた記憶は全く無い気がしたが、歌そのものは、耳にすれば直ぐにこの老い耄れ脳に甦るから、余程、印象深く残って居るのだろうなあ・・・?!

 

 そう想って、Wikipedia くんに尋ねてみたら、発売は『1970[昭和45]年』だったそうだから、今から53年前で、恍け役名俳優の『左卜全』さんが出したレコードは、後にも先にもこれ一枚・・・!

 

 当時、40万枚を超す大ヒット曲だったそうだが、この翌年には、当の卜全さんが、77歳で他界されて居たとは、今、識った・・・(汗)

 

 お笑い系芸人なのか俳優なのか判らない人だったが、飄々とした、実に味の有る演技を為さる方だったことは、忘れないわなあ・・・!

 

 しかし、少年(=小学6年)ながらにも、この

『まったく意味不明の名曲・・・』

は、強く印象に残って居るから、余程、センセーショナルだったのだろうな・・・(笑)

 

 兎に角、あの

『地で行く恍け役者・・・』

だった卜全さんが、その地をそのままに出して、後ろに従えたジジイと同じ年頃の少女合唱隊と一緒に、マイペースで、

≪ ♬ ズビズバー・・・、パパパヤー・・・!≫

と歌う姿は、今でも、脳の片隅に残って居るし、

≪ ♬ ヤメテケレ・・・、ヤメテケレ・・・!≫

と唱える歌詞も、何を『ヤメテケレ』なのか判らないながらに、口癖のようになって居たしな・・・(笑)

 

『Polka・・・』

とは、1830年代にボヘミアで興り、その後、

『世界中に広まった軽快な舞踊曲・・・』

なのだそうだが、ボヘミアって、何処だっけ・・・(汗)

 

 確か、

『Bohemian Glass ・・・』

とかで有名な国だから、欧州ドイツの周辺の国だったような・・・?

 

 って・・・、そんなことはどうでもよいことだが、三日前の『Sundy Night 』にこの曲を聴いてから、ジジイの脳の中では、

≪ ♬ ヤメテケレ・・・、ヤメテケレ・・・!≫

と、

≪ ♬ ズビズバー・・・、パパパヤー・・・!≫

がリフレインして居て、昨夜も、これを口遊みながら寝台に横になったら、通風の為にカーテンを閉じて居ない蚊帳(=網戸)の外の、丁度眼の快い高さに、雲間を突いて、満月の佳い月の姿が・・・(笑)

 

 

 モノ好きジジイは、早速、一度消した照明を点け、安物Canonに、これまた安物望遠レンズを装着しての、暫しのお月様撮影会・・・(汗)

 

 

 

 まあ、愛読させて頂いて居る

浜名湖畔礫島だよりさん・・・

のように格調高くは無いが、ジジイの腕と道具じゃ、この程度が関の山だろう・・・(笑)

 

 ヒョットして、次の満月は、もう中秋(=十五夜)ってことか・・・?!

 

 まだ文月七月も朔日(ついたち)なのだから、そんなハズは無いわなー・・・(汗)

 

 と想って調べたら、今年の十五夜は

『9月29日(金)・・・』

だそうだから、まだ二カ月先ってことだから、まだまだ長いぞー・・・(笑)

 

『命に関わるような猛烈熱さの夏・・・!』

は、まだまだ続くってことですから、皆さま、どうぞお体ご自愛の上、この命の危機を乗り切ってくださいませ・・・!

 

 って・・・、他人の心配をして居る場合では無いのだが・・・(汗)

 

『一体何を云いたかったのだ・・・?!』

と云う猛暑ボケジジイの駄文に、若しお付き合い頂いて居りましたら、深くお詫び申し上げます・・・(謝&拝)