・帯に短し、タスキで丁度・・・(笑) | 日本哭檄節

日本哭檄節

還暦を過ぎた人生の落ち零れ爺々の孤独の逃げ場所は、唯一冊の本の中だけ・・・。
そんな読書遍歴の中での感懐を呟く場所にさせて貰って、此処を心友に今日を生きるか・・・⁈

 偶には、大好きな『政治ネタ』でも綴らなきゃ、ジジイのストレスが溜まってしまうので、暫し、お付き合いを・・・(汗)

 

 通常国会が閉じて一カ月が過ぎたが、岸田殿が吹かした『三つ葉葵の印籠(=解散風)』も、

『あれは、何だったのよ・・・?!』

と云うほどの呆気無さでアッと云う間に懐へ仕舞われたし、一年前に国民を燥がせた

『安倍氏遭難死事件・・・』

からも一年が過ぎた今、永田町(=国政)ファンの目下の注目は、与党内最大勢力を誇る『清和政治研究会(=安倍派)』の後継者を誰にするかの

『どうなる・・・、安倍派・・・!』

と云うドラマの展開だろうが、これが、案外難しいと云うか複雑と云うか・・・(笑)

 

 安倍派のお歴々は、この一年間は、

『服喪中・・・』

を云い訳にしての、安倍氏子飼いを自認する『五奉行』と、長老格数名に依る

『集団指導体制・・・』

で、派内を取り仕切って来たって恰好だが、まあ、岸田殿に上手くあしら(=気遣)われて、

『ソコソコの党役職や閣僚の椅子・・・』

を与えられて、小忙しかった後継候補と云われて居る『五奉行殿』たちには、今のところ、109名(=準会員を含む)の国会議員を束ねるカリスマ性など無いのは、御本人たちが一番お判りだから、

『下手な波風(=会長職狙い)・・・』

など立てる暇も無ければ、度胸もお持ちでは無いのも歴然で・・・(笑)

 

 余計な講釈だが、『安倍派五奉行』とは、目下、自分を、

『幹事長職の修行中・・・』

と想って居られ、

『後継一番手・・・!』

と想い込んで居られる

『萩生田 光一・政調会長殿・・・』

と、育ちの佳さ(=近畿大学理事長家)が邪魔する

『世耕 弘成(せこう ひろしげ)・参議院議員会長殿・・・』

に、目下、その人畜無害の無難さから、態好く官邸の女房役(=スポークスマン)に据えられて居る

『松野 博一・内閣官房長官殿・・・』

が来て、これまた、安倍元首相時代から菅前政権と続いた、『コロナワクチン対策』で、さすがは『赤門(=東大)法科卒』のソツの無さで、メディア露出度で好感度を増し、今は、自分のご出身地である『霞が関(=経済産業省)』の尻拭いで、

『東電・福島第一原子力発電所の廃炉処理水海中放流問題・・・』

での地元対策で汗を掻かされて居られる、

『西村 康稔 (にしむらやすとし)・経済産業大臣殿・・・』

が鼻を並べ、最後は、これまた目立たないのに、いつの間にか衆議院の『自民党国会対策委員長』などと云う要職に充てられ、悦に浸って居られる、

『親(=福井県・敦賀市長)の七光りと関西電力・原子力マネー・・・』

で、安倍派の金蔓にでも貢献されたらしき、

『髙木 毅(たかぎ つよし)殿・・・』

の五人を指すのだが、この五人の中で、あの永田町で、外見的に、まあ、頭一つ抜きんで居ると云えば、身体と顔の威圧感で押し出しの強さを感じさせ、官房副長官抜擢時には、

『安倍氏のボディーガード役・・・』

として、あの

『加計学園問題・・・』

で、文科省を恫喝して褒められた『萩生田氏』くらいだろうが、この方とて、地元埼玉の

『八王子市議から叩き上げて来た・・・!』

と云うドロ臭さくらいが自慢なだけで、然したるカリスマ性が漂うような仁では無いし、寧ろ逆に、育ちの悪さ(=元秘書)から来る

『品の無さ・・・』

の方が目立って、『汚れ役』には打って付けだろうが、人気度は、『今、二つ』くらい劣るから、百余人の先生方を纏め上げるような品の佳さには、程遠いような気がするし・・・(笑)

 

 この五人を一言で云い表せば、

『帯に短し、タスキに丁度・・・!』

が一番しっくり来て、

『タスキに長し・・・』

にも程遠いわなあ・・・(笑)

 

 まあ、この

『何人奉行・・・』

と云う集団の行く末は、

『やがて、分裂・・・』

が常道なのも、永田町に限らず集団の到達点だが、その引き金を引くのは、やはり、下座には立てない質の萩生田殿辺りか・・・?

 

 ジジイは、その昔、あの田中派が分裂した

『経世会(=竹下派)クーデター・・・』

の同じ日に、偶然にも紀尾井町の『赤坂プリンスホテル』で開かれて居た、

『清和会(=福田派)系政治家の資金集めパーティー・・・』

に居たのだが、翌日の永田町は、そのクーデターに集まった『元田中派議員の数の多さ(=確か110人ほどだったか・・・?)』に、当に蜂の巣を突いたような騒ぎだったし、その数を識った時に、中学時代からの『田中角さんファン』だったジジイは、

『アア・・・、これで、田中さんも終わりかあ・・・?!』

と想うと、複雑なザワメキを禁じ得なかったのを今でもよく憶えて居るが、

『鉄の結束・・・』

を誇った田中氏のカリスマ性も、最後は、実に呆気無いモノだったわなあ・・・(笑)

 

 永田町などと云う

『貪欲集団の巣喰う砂上の楼閣・・・』

などと云うのは、所詮は、そんな処だと云うことだが、この

『どうなる、安倍派ドラマ・・・』

には、『竹下登』と云う人誑しも居なければ、『金丸信』と云う名参謀も居ないし、『七奉行』と云われた個性的な実働隊も居ないから、求心力などが働くはずも無いから、その行方は、

『完全五里霧中・・・』

と云うところだわな・・・?!

 

 この『三竦み』ならぬ

『五竦み状態・・・』

を佳いことにし、撃ち続く『マイナンバーカード・トラブル』で人気を急落させた

『河野の太郎ちゃん・・・』

が、次の内閣改造では、

『雑巾掛け係(=無役)・・・』

に戻されれ、

『初の女性総理に・・・』

と謳いたかった

『高市の早苗ちゃん・・・』

は、地元・奈良の知事選で墓穴を掘って、暫くは

『慎みの身・・・』

を装わねばならないとなると、最早、当面、現下の岸田体制は、

『視界良好・・・、波立たず・・・!』

の状態となっての『岸田殿・安定長期政権』が当分続くって寸法か・・・?

 

 つくづく

『運の佳いお人・・・』

とも云えるが、その分、国民の不幸は続くってことのような・・・?!

 

『萩生田殿・・・、此処は、一丁、仕掛けてみられませぬか・・・?!』

と云っても、今の配役じゃ茶番劇にしか為らぬしな・・・!

 

 アアー・・・、そんな

『クソ面白くも無い大河ドラマ・・・』

を見せられるファンの気持ちも判って欲しいモノだが、歌舞伎の二世、三世人気役者と違って、この泥舞台には大物役者が育って居ないわなあ・・・(笑)

 

 ところで・・・、最近、あの『オ・モ・テ・ナ・シさん』との間に一児を設けた

『小泉の進ちゃん・・・』

のお姿をさっぱりお見掛けしないが、元を糺せば、親父殿(=小泉元首相)は、この

『清和会のヤンチャ坊・・・』

だったのだから、一応、血筋は繋がって居るはずだがな・・・?

 

 あの仁が、美人の母ちゃんに適わず、

『育メンパパ業・・・』

に精出して居るはずも無いと想うのだが、然ては、親父殿の嗅覚で、

『今は、目立つな・・・!』

と諭され、今頃は、栗東のトレーニングセンターで、

『ダービー出走・・・』

を狙って、密かに追い切りのトレーニング中と云ったところか・・・(笑)

 

日本ダービー 2023、調教 に対する画像結果

(画像は、JRAサイトより拝借)

 

 次の内閣改造辺りでは、安倍派と縁を切りたい岸田殿から、直接お声が懸りそうな・・・(笑)

 

 何せ・・・、この『清和会血統』には、時々『妖怪』が出没し、今は、

『森妖怪(=元首相)・・・』

と云う妖怪が、裏で怪しく糸を引いて居るとも聴くし、

『森・小泉LINE・・・』

は、今でも健在なはずだからな・・・(笑)

 

 あの『鉄の集団・巨魁田中派』を出し抜いた『経世会(=竹下派:現・茂木派)』も、全盛期に比べれば、今は、半分にも届かない影の薄さを考えれば、安倍派の行く末も、まあ、そんな処に落ち着くってことかな・・・?!

 

 しかし・・・、読めないダービーだわなあ・・・?!

 

 毎度の、取り留めの無い独り言に、不幸にもお付き合いしてしまわれて居ましたら、深くお詫び申し上げます・・・(謝&拝)