・外国を識る(香港&台湾)・・・(19) | 日本哭檄節

日本哭檄節

還暦を過ぎた人生の落ち零れ爺々の孤独の逃げ場所は、唯一冊の本の中だけ・・・。
そんな読書遍歴の中での感懐を呟く場所にさせて貰って、此処を心友に今日を生きるか・・・⁈

 然て然て・・・、最早『No.20・・・』が目前(=明日)に迫って来たが、この分だと、これを越えるのは、必至だわなあ・・・(汗)

 

(画像は、wondertrip.jp より拝借)

 

 と云う訳で、

『我々(=台湾人)にとっては、Nippon が目標です・・・!』

と、眼を輝かせて語ってくれた、

『台湾大学の秀才くん&さんたち・・・』

との懇談で、その活き活きした眼の輝きと力強さに、

『こりゃあ・・・、30年経ったら、我がNippon は、この国に追い越されるな・・・!』

と想わせられた

『同世代、平和ボケ・ド田舎Nippon 人青年・・・』

だったジジイだが、この懇親会の中での身振り手振り会話で、もう一つ、我が『平和ボケ・・・』を痛感させられたのが、彼等(=一応、男性のみ・・・)には、

『徴兵制・・・!』 (『兵役法』と云うらしい・・・)

が布かれて居て、

『十八歳・・・』

になったら、全員が、『徴兵検査』を受け、余程の事情が無い限り、

『一年間の兵役に就かなければならない・・・!』

と云う義務を負って居るし、彼等が、それを、

『誇り・・・!』

として居ると云うことだった・・・!

 

 何せ、

『日米安全保障条約下での大泰平・・・』

を謳歌して育って居る

『平和ボケ・Nippon 人400人若人たち・・・』

には、そんな

『愛国心など、皆無・・・?』

だから、

『兵役命令が来たら、大学を一旦休学して、軍隊に入ります・・・!』

と云われたリ、胸を張って、

『僕は・・・、今年、復学しました・・・!』

と云われても、まったくピンと来ない訳で・・・(汗)

 

 まあ、我がNippon 国も、我々の父親世代の頃までは、

『男子、皆徴兵・・・』

が当たり前だったから、その空気を、まったく識らない世代では無いが、同世代が、そう云う世界に置かれて居るとなると、感懐は、大いに違ってしまう訳で・・・(汗)

 

(画像は、yamagata-u-eng-support.jp より拝借)

 

 その眼線の先に在る

『仮想敵国・・・』

は、勿論、云わずとも識れた、西側の(台湾)海峡を挟む、目と鼻の先の巨大大陸国家のお国で有る訳で、その現実感は、『平和ボケ若人連・・・』には、想像を絶する違和感を感じないでも無い・・・(汗)

 

 然かも、その仮想の敵国人は、

『同じ血を有する中華(=漢)民族・・・』

でも有るのだから、胸中の複雑さは、察するに余り有るような・・・?

 

 話が、またまた逸れるが、今や、

『世界第二位の経済大国・・・』

と成られ、

『一帯一路・・・!』

などと云う壮大な合言葉を掲げて、今や、世界を席巻する勢いのお隣大国の、軍備拡張と、その充実を視聴きする度に、ジジイは、約40年前の、あの台湾大学の中庭の芝生の上で、

『我々は、徴兵制に従って・・・、国軍に入ります・・・!』

と胸を張って笑った、当時の学生たちの眼の輝きを、つい想い出してしまう・・・。

 

 丁度、一年前になる、昨年の

『香港国家安全維持法・・・』

の施行以来の、中国本国の強権的施政方針を視るに付け、お隣大国の次の狙いが、この海峡を挟んだ同胞島国に向けられて居るのは、火を視るよりも明らかな訳で、この狙いに対して、且つては、

『世界の警察・・・!』

などと云う言葉を標榜した、America を枢軸とする西側国家連合が、果たして、何処まで防波堤と成れるのか・・・?

 

 そして、何よりも、この島国小国家と、沖縄諸島で、手を繋ぐように国境を隣合わせて居る我がNippon 国は、この危険性に、どう対処する気構えで居るのかが、明確に視えて居ないようで、その危惧は、日を増す毎に大きくなって行くように視えて、仕方が無いのだが・・・?!!

 

 軍事大国化したお隣大国が、本気を出せば、今や、この台湾島の乗っ取りなど、

『赤児の手を捻るより簡単なもの・・・』

だろうし、それを止められ無ければ、我がNippon 国の安全保障は、極めて危ういような・・・?

 

 などと云うのは、ジジイには、最早

『要らぬ心配(=お節介)・・・!』

かな・・・(汗)

 

 そんな要らぬ講釈は止めにして、先を急いで、早く、この駄文シリーズを終わらせよう・・・(汗)

 

 多分、あと3、4回を費やせば、何とか

『東京・晴海埠頭・・・』

に降り立てるはずだと、想うのだが・・・(?&汗)