こう云うのを、
『白けた出来レース・・・!』
とでも云うしか無いのだろうが、面白くも可笑しくも無い
『自民党総裁選挙・・・』
が終わり、始まる前から決まっていた
『菅義偉・自民党新総裁・・・』
が、今日、今(午後3時過ぎ)決まった・・・。
そう云いながらも、候補3氏の
『最終的な得票数・・・』
には、若干の興味は持って居たのだが、結果から視れば、
菅 義偉氏・377票(=議員票288票・地方票89票)
岸田文雄氏・89票(=議員票79票・地方票10票)
石破 茂氏・68票(=議員票26票・地方票42票)
となった様子・・・。
小生の『若干の興味・・・』は、単に、
『果たして、石破氏の地方票が、幾らくらい集まるのか・・・?』
と云うだけの話だっただけだが、流石は、『安倍後継の本命(=菅氏)・・・』が、
『地方票でも63.1%・・・』
と云う絶対安定過半数を獲得したのでは、自らが自信を持って居た
『地方人気・・・』
を頼みにしての
『2位着け・・・』
を狙った石破氏の目論見も、
『42票(=29.7%・・・)』
では、
『サラブレッド・岸田氏・・・』
を抜くだけの得票には、届かなかったようだ・・・。
さあ・・・。
そして、つまりは、明後日(16日)の臨時国会で、いよいよ、この日本国を、取り敢えず来年9月まで与(あずか)る予定の
『菅義偉・第99代内閣総理大臣・・・』
が誕生する訳だ・・・。
小生も、人生60年余りを生きて来て、その間、幾人もの内閣総理大臣の交代劇、登場劇を外野から観て来たが、これほど
『劇的(=番狂わせ・・・)』
に出現した総理大臣は、居なかったような・・・⁈
プロ野球に例えれば、一軍選手の打撃練習に投げて居たバッティングピッチャーが、いきなり一軍マウンドに上がって、
『重要な勝負場面・・・』
で投げるようなシチュエーションに視えるのだが・・・?
まあ、当に
『リリーフ登板・・・』
には、違いないが・・・(笑)
名付けて
『未知数総理・・・!』
とでも云うべきか・・・?
否、禿ジジイ悪癖の皮肉でも何でも無く、良くも悪くも、これほど
『計り知れない総理大臣・・・』
は、今まで視た事が無いような・・・?
タダでさえ、このコロナ禍の国難に有って、この
『内憂外患山積のNippon丸・・・』
の舵を、果たしてどう切り回して下さるのか・・・?
今や、国民の流行語にすらなった感の有る
『叩き上げ総理・・・』
の隠れた手腕に、好い意味での
『大化け・・・』
を期待したいものだが・・・!
改めて、
『けっぱれ、菅さーん・・・!』
である・・・。