・今宵は関で、マーゴの湯… | 日本哭檄節

日本哭檄節

還暦を過ぎた人生の落ち零れ爺々の孤独の逃げ場所は、唯一冊の本の中だけ・・・。
そんな読書遍歴の中での感懐を呟く場所にさせて貰って、此処を心友に今日を生きるか・・・⁈

懐かしの
「飛騨高山・Oak Village…🎵」
を堪能した励爺は、観光客でごった返す高山市内になど眼もくれず、珈琲さんに教えて貰った
「せせらぎ街道…🎵」
を、国道156号線と勘違いしたまま、一路
「郡上市…❗」
の方へ向けて走った…🎵

事前のイメージトレーニングでは、高山まで行く代わりには、やはり
「白川郷の合掌造りも…❗」
と欲張らない訳が無い励爺だが、この連休中の有名な観光地での混雑(=渋滞)を毎日観て来た学習能力では、
「君子、危うきに近寄らず…❗」
が賢明で、連休真っ只中の今ごろ、あの有名な世界遺産なぞに近寄ろうモノなら、いつ入れるかも、また出られるかも、判ったモノでは無いのは、眼に見えている…❗
(と、考えるべきだと、想ったのだ…😅)

そこで、
「ならば、ゆっくり奥飛騨の山河でも愛でながら降れば、乙ではないか…🎵」
と洒落込んだ訳だ…😅

走り始めて暫くは、
「これは、156号線だ…❗
と想い込んで居たのだが、途中に現れた標識を見て、一瞬慌てた…😅
建って居るのは、県道を表す六角形で、中に表示された数字は、「73」となっているではないか…😅
だが、高山市を離れるに当たって見た案内看板には、間違い無く
「右は、せせらぎ街道だぞ…❗」
と書いて有ったし、
「こっちが郡上市方面…❗」
とも在ったのだから、方向は間違っては居ない…🎵

それにしても、この好ましい風景はどうだろう…🎵

右になり左に変わる川は、この道路が、なぜせせらぎ街道と呼ばれるかを現して、余り有る風景だった…🎵

なるほど、
「これが飛騨路の醍醐味か…😄」
と想いながら降ったのだが、もう一つ驚いたのが、その 
「バイク族…❗」
の多さだった…😅
兎に角、
「徒党…🎵」
を組んだ大型バイクの一団が、高山方面を目指して、次から次に対向して往き違うのには、
「一体、何ごと…❓」
と云いたくなるし、途中の道の駅でも、一団が駐車場の一角に屯して、お互いの愛車を自慢し合って居ると見える光景が、都度都度繰り返し見られた…😄

まぁ、この辺りの冬は雪も多くて、バイクでは楽しめ無い処だろうから、
「頃も好し…🎵」
となったこの時期、同好の仲間同士で誘い合って、
「けふは、飛騨路を流そうぜ…🎵」
となる気持ちは、解らなくも無い…😄

中には、そう云う一団から離れて、
「孤高(=独り…❗)」
を楽しむバイカーも見受けたが、やはり、その迫力に於いては、グループツアラーのバイカーたちの排気音は、存在感が有った…🎵

郡上市からは、時間を勘案して、
「ルール違反(=高速利用…😅)」
で岐阜市を目指し、関のICで下りて、また156線を下るのだが、岐阜市に入って直ぐのカフェレストラン(=確かボローネと云ったか…❓)で、高山路のblog綴りに長く居座り、終わった出掛けに、店の女性に
「この辺りに、何処か温泉施設は在りませんか…❓」
と尋ねると、
「関市の方に、マーゴの湯と云うのが、在りますけど…🎵」と、気さくに教えてくれた…😄

「ムム、関市でマーゴ…❓」
と来れば、誰もが想い着くのが、
「名刀、関の孫六…❗」
だろうから、それを捩っての
「マーゴの湯…❗」
だろうと容易に察しが着いて、
「好し…🎵、今宵の一湯は、其処に決定…🎵」
と雀躍して、また来た路を逆戻りして…😅

そして見つけたのが、



「倉知温泉…🎵」
とは、一度も聞いた事の無い温泉だが、そんなのは、この際どうでも良い話で、早速、時期的にも時間的にも一番賑やかな浴場に参入すると、何と何と…😄
中は、昨今云うところの
《スーパー銭湯…❗」
と云うべき設備の充実度を誇る近代的温泉だった…🎵

中でも、小生が珍見したのが、
「シルクの湯…🎵」
と云う乳白色に濁った浴槽だったが、それは、お湯自体が濁って居るのではなくて、お湯を特殊な機械に通して、白く見える
「微小な泡…❗」
を発生させて居るのだそうで、特に
「美肌効果…🎵」
が期待出来るらしいから、男湯は、然程浸かって居る客はいなかったが、恐らく
「女風呂の方は、大人気では無かろうか…😅」
等と、余計な想像をしてしまった…😅

考えてみたら、今朝の
「白骨温泉…❗」
が、有名な乳白色の濁り湯だった事を連想し、
「白骨が白絹に変わったか…❗」
等と独りでオチを付けて、暫しの美肌効果温浴を嗜んだのだが、このジジイの肌が美肌に変わろうはずも無い…😄

そんな無駄骨話は兎も角、この
「マーゴの湯…❗」
を探すのに手間取って居る時に、走って居る前方に、真っ赤にネオンで光って居る


と云う看板を見つけ、
「オオ、あれが目指すマーゴの湯か…❓」
と勇んで近づいたら、それは、何と


の看板だったのには、自分でも笑ってしまった…😅

何と「心」の字が、あの
「日本共通の温泉マーク=♨」
に見えてしまったとは…😅
我ながら、温泉に相当毒されてしまって居るようだ…😅
(この画は、温泉に浸かりながら、
「あの看板の画を貰って来れば善かった…❗」
と想って、湯上がりの後再度駆け参じたら、もう閉店してネオンの灯りも消されてしまった状態だったのだが、これが電飾して居ると、遠くからは、間違い無く♨に見えたのだ…😅
尤も、それを再度撮りに行く自分を、「どうか…😅」とも思うが…😅)

と云う訳で、今宵の
「一湯頂戴…🎵」
は、岐阜県関市倉知に在った
「マーゴの湯…🎵」
であった…😅

あー、
疲れた…😅