ルノワールの少女画は
とても魅力的ですね💖
「すわるジョルジェット・シャンパンティエ嬢」
モデルはルノワールのパトロンだった出版業者シャルパンティエの長女だそうです。
4歳の女の子にしては
ずいぶんおしゃまなポーズを決めて
こちらを見つめる目は
実物の絵を見ると
あどけないものです
深い色に沈んた背景や
椅子のどっしりした質感に比し
軽やかな水色ドレスや靴下が
鮮やかに少女を浮き立たせています
やはりルノワールの魅力は
この色使いでしょうか
「幸福の画家」と言われるルノワール
絵は幸せを運ぶものでなくてはならない
という信念は
労働者階級の出自が大きく関わっていたものに違いなく
幸せなひとコマを絵画の中に
永遠に閉じこめて
私達にも幸福を伝えてくれます
また機会あれば
この少女に会いに
アーティゾン美術館にいきたいと思います
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