皆さま
おはようございます💖
今日は寒いですね
アーティゾン美術館収蔵の
狩野典信 松梅図屛風
展示の趣向に感心したのですが
短いながら漆黒のアプローチの先に
浮かび上がる 黄金の屏風
鮮やかな場面転換
まるで舞台を見ているかのような心憎い演出なのでした
「画面いっぱいに枝を伸ばす松と梅の巨木は、松樹はどっしりと、梅樹は軽やかに、呼応するかのように描かれています。大胆でスピードを感じさせる墨線が主体な中、小さな梅花がほのかな彩りを添えています。大きな画面に総金箔貼り、松に梅という題材から、この屛風が、晴れの場のために制作されたであろうことが想像されます。そして、その時期は1780（安永9）年から1790（寛政2）年、木挽町狩野家の六代目典信が法印に叙されてから没するまでの間であることを、「榮川院法印筆」の落款が示しています。」
（アーティゾン美術館HPより）
迫力ある松に添えられた梅の花
松の存在が重々しくありながらも
ふっと 梅の香りさえ感じさせる
重厚感に軽やかさ そして見事な黄金の取り合わせに
しばし絵の前を立ち去りがたくなるものでした･･･
この冬 初めて訪れたアーティゾン美術館でしたが
3,000点に及ぶコレクションを収蔵ですので
展覧会を楽しみに出かけようと思います
大好きな美術館がひとつ増えてとても嬉しいです
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