アートレセンSakai堺 | ☆

日々の生活から感じたこと

本日、アートレセン堺に行ってきました。
生徒は残念ながら参加できませんでしたが…。
まずはアートカード(ScOPE)を使って鑑賞ゲーム! 緊張していた美術部同士が、『絵画・彫刻・工芸』をはじめとする芸術作品をカードにしたアートカードで緊張の糸をほどいていきます。
春・夏・秋・冬をテーマにカードを選びます。
色や形でカードを選ぶ子どももいれば果物が多い→食欲の秋から選びました。
という意見もあり、本当にいろんなことを考えるんだなぁ。
と思いました。



一通り緊張の糸がほどけてからつぎのテーマ。
②『行きたくなる美術展を企画しよう!』 グループでコミュニケーションをとりながら、 『視点』『共通点』『色』『形』『イメージ』を 共有し おもしろいテーマの企画展を考えました。


この写真からみなさんなら、どんなネーミングにしますか??

いよいよ本題。

各グループ、美術展のテーマが決まった後、
『もし、自分がその美術展の出展アーティストだとしたら…?』 という投げかけから、それぞれがテーマに対する 視点で表現(油彩)しました。
☆テーマに合わせてそれぞれ表現する役割を決め て制作に入るグループ
☆各自がそれぞれの切り口で作品制作に入るグループ
はじめは少し戸惑うのかな?
と思っていたのですが、
アートカードゲーム(鑑賞)→表現へのつながりがスムーズだったのか子どもたちの筆の動きは早かった。



最後は鑑賞交流会『美術館プレゼン!』 企画美術展のテーマに合わせて、それぞれが作っ た作品を皆で相談しなら、壁に並べて展示。作品順序(並べ方)や展示ネーミングにも工夫がありました。…よくよく考えてみると、ある意味共同制作でした。





それぞれ専門性の違う教師が指導にあたり、子どもにとっても教師にとっても勉強になる取り組みです。
『アートレセン』が各地で行われ、アートクラブグランプリACGPがもっと盛り上がれば…中学生がオリンピックに出る時代の昨今、とてつもない芸術家が現れるかもしれませんね。
もちろん、それが目標という訳でもないと思いますが…。

最後に。
『アートレセン』とは、美術部実践交流会です。

アートクラブグランプリという『目標』が美術部員にできたのなら、各地の美術部のレベルやモチベーションを上げていく、『過程』が必要になってきます。そんな美術部員のために企画されたのが『アートレセン』です。

☆狭い美術室から飛び出して、同じ目標をもつ美術部員と交流することができる。 ☆専門性の違う教師に多角度から教えてもらえる。
☆体験したことのない表現・鑑賞に触れることができる。

いろんな広がりがあります。学びがあります。

現在、アートレセンを行っているのSakai堺、Siga滋賀、 Hyogo兵庫、夏には千葉です。
どんなに小さい交流活動でもつながることで大きな学びが広がります。

情熱さえあればできます。

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