どうも さっくんです ^ ^
今回はギターコードでよく使われるパターンを紹介します。
主にロック系ギター全般で使われますね。
厳密に言えば、倍音の強い音色、楽器共に同じことが言えます。
オルガンなんかもそうですね。
ギターの場合、歪みのエフェクターをかける際は特に多いのですが。
歪みのエフェクターというと、代表的なもので クランチやオーバードライブ、ディストーションいったものが主流ですね。
この中でも特にディストーションタイプの歪みは非常に倍音が強いわけです。
かけることによって発生しやすいのが、音の濁りです。
特に多いものは、メジャーコード、マイナーコード共々トライアド(3和音)系のコードをそのまま弾いた際に生じますね。
こんな感じです。
前半のパターンですが、響き汚くないですか?笑
「いやいや、いいじゃん!」って方もいるでしょうし 「濁っててすっきりしない響きだね」って感じる方もいらっしゃるでしょう。
まあでも後者の方が多いのではないでしょうか。
非常に強い歪みのためにコードサウンドが濁って聞こえる。
んじゃ後半のパターンはどうでしょうか?
スッキリした響きに聞こえませんか?(´∀`)
...何が違うのか。
コードの3度の音を外しています。
例えばCコードでいえば、「ド・ミ・ソ」っていう3音で構成されている内の「ミ」の音にあたりますね。
Cマイナーっていうコードいえば「ド・ミb・ソ」っていう3音で構成されている内に「ミb」にあたります。
この真ん中の音が違うだけで、明るい/暗いの響きが左右されるのがメジャー、マイナーコードの特徴です。
「え。。 そんな大事な音抜いて大丈夫なのかよ?、メジャーかマイナーか分からなくなっちゃうじゃん」
別にいいんですよ 笑
その3度の音は他の楽器でカバーしてやればいいだけなのです。
が、ギターサウンド単体で考えるとこの3度の音を抜いて
最初の音(ルート)と3つ目の音(5度の音)
Cコードでいう、「ド」と「ソ」の音ですね。
これだけでもしっかりとした力強いコードサウンドが得られるのです。
ちなみにこの3度抜きしたコードをパワーコードっていいます。
ロック系を始め、ハードロック調、エモ、ヘヴィメタルとロック全般で使われることが圧倒的に多いです。
ギターでは定番なので、是非とも試してみてください ^ ^