明け方、
私は化け物の夢を見ていた。

その化け物の姿とは…
どんどん姿形を変えていったのだが、
最初の形態はあまりにもグロテスクだったので…

犬型に落ち着いた場面から書こうと思う。

とにかく巨大な犬だった。
家一棟分くらいはあろうかという巨体が、
空から降りてきた。

首はふたつ。

素早い動きで襲いかかってくる。



記憶だけを頼りにパパっと描いたので、
あんまり犬っぽくはないが、
こんな感じである。

迫力に欠ける(笑)

この巨大な化け物と闘っていたのだが、
重要な事は、
始終、
「怖くなかった」
ということだ。

もちろん、
状況に驚き、
ドキドキしていたのだが、
「早くここから逃れたい!」
という恐怖はなく、

「こいつを倒してやる!」
という気合いのほうが強かった。







私には協力な味方がいた。







旦那だ(笑)








旦那も共に闘っていた。



旦那のほうが、
わたしより闘っていたように思う。



闘いの途中から、
私たちは火を身体にまとって闘っていたのだが、

疲れたせいか、
ふたりともフッと炎を失ってしまう。


大変だ、


炎無しでは、コイツとは闘えない…!!



(少年漫画に影響を受けすぎである。)



ふと、
旦那の身体の周りに、

ゆらゆらと蒸気のようなものが出ているのに気づく。

それが、引火すれば激しく燃え上がるものだと分かっていた。



私がパチッと指を鳴らすと、

指先から小さな炎が出る。

その指を旦那に近づけると、
たちまち大きく燃え上がり…


炎をまとった旦那は、

巨大な化け物を、
ついに丸焼きにして
退治してしまう。






という、
痛快ファンタジーだったのだが…

実際、
この化け物は
自分たちの心の中にいたのではないか
と感じている。


何かと闘っている夢はよく見るのだが、


今回は、
恐ろしく強くて大きい相手に、
全く恐怖心を抱かなかった
ということが、
やっぱり今までと違う。

何かが変わり始めている。




よく、
夢日記を書き続けると

どんどん夢がリアルになっていく
だとか、

悪夢を忘れられなくなって心を病む
だとか、

夢と現実の区別がつかなくなる
なんて言われるらしいが…



私はいたって平気です。



日記なんかつけなくても
毎日のようにリアルな夢を
鮮明に覚えていたので、

慣れたのかも(笑)



夢の中も自分だけの物語なので、

忘れてしまうのは勿体ない。


でも、上記のことがあるので、
あまりお勧めはしません。

若い頃は悪夢大変だったと思うし(*´ー`*)