3月12日 開腹手術で子宮と卵管を摘出しました。

出血が止まらなくてあちこち病院を転々として、子宮筋腫とか子宮腺筋症とか子宮内膜症とか卵管膿腫とかいろいろあったが、悪性ではなかった。出血の原因は根本的なところは見つからなかった。

手術のとき、血が止まりにくいからと硬膜外麻酔ができなかった。そのときは痛みに耐えればいいと思っていた。遡れば、細胞診、組織診のときから、出血性の細胞だと病理結果が書いてあった。

術後しばらくしてから腹水が止まらなくなり、電話することすら出来なくなった激痛とジャジャッと出る臭い腹水と戦っていた。それも血が止まりにくいからだったらしい。

術後2回目の再診で「血液の病気を疑うくらい血が止まりにくい」という医師の言葉で血液内科に行くことにした。婦人科としてはもう治った、と言われて、これ以上この病院は頼れないと思った。

あんなつらい思いをまた経験したくない。親兄弟にも経験して欲しくない。リスクを知るため、ただそれだけなんだが。

あなたの場合は貧血じゃないから血が出ても大丈夫、むしろ多血の方が問題です、という町医者の血液内科医に頼み込んで大きなセンターの紹介状を書いてもらった。

貧血じゃないから大丈夫とか、蛇口壊れてても水は枯れないから大丈夫とか言ってるようなもんじゃないかよ。そういえば婦人科でも、こんなに血が出てたら普通は貧血になるけどあなたは大丈夫、っておびただしい血が出てても帰されたなあ、とか思い出す。

2週間前、紹介先の大きなセンターで採血してきた。採血10本は新記録。耳たぶの凝固検査は良好。ただAPTTの延長だけは手術のときよりも伸びていた。

臨床検査医によると「軽い症状でも血友病の人は結構いる。不正出血の人は婦人科で検査しても原因が見当たらないときは、ありえなくもない」という。

血友病、名前は聞いたことがある。生まれてからずっと一生治らない難病だと思っていたのだが、調べてみたら血友病には先天的と後天的なものがあるらしい。また、血友病だけではなく、血液が止まらない出血性疾患はもんのすごくいっぱいあった。

調べると怖いし、子宮は取っちゃったし、でも血が止まらなかったんだから仕方ないとか、仕事も復帰はしたもののまだトイレ行くと絞られるような痛みがあるし、病院行ったらとりあえず飲めとか膀胱炎の薬出されるし、膀胱炎はそんな何ヶ月もなり続けるのか聞いたらそんなことないけど薬が効いたら膀胱炎だったってことにしましょうとか言われるし。

頭おかしくなりそうだからもう考えないことにしたんだ。検索もやめた。結果が出るんだから、結果が出てから考えることにした。

んで、今日、帰宅してご飯食べてたら鼻血よ。
なんで私の身体は煽るかな…チーン

考えるだけで動揺するし、深呼吸も浅くなる。
怖いよー、だれかー、ってすがりたい。

明日も仕事がんばる。
明後日、6月5日に検査結果を聞いてきます。

寝ようとしたらまた鼻血。
なんなんー爆弾

鼻血は昔からよくあるお友達。
止血にワセリン塗って寝る準備するか…。