7月4日 日曜日

 0時をまたいで、日付が変わる。4日のAM3時に目を覚ます。喉が渇いたので、マンションを降りて側の自動販売機で、炭酸飲料を買って、飲みながら夜風に当たっている。

 そうすると、目の前の道路を自転車を漕ぐ女性が、通り過ぎて少し先で止まる。そこにも自動販売機があったから、買うのだろうと思っていたら、少し迷った素振りを見せてから、こちらに歩いてきた。自転車を置いて。こちらに。飲みたいものがあちらの自動販売機に無かったのだろうと思って、少し道を譲ったら、その女性は何故か照れくさそうに笑った。

「何にしようかな・・・、うん、お茶にしよう。」と、こちらに聞こえるように言った。
「ここで、何してるの?」

 そこから、会話が始まって、下らない、他愛ない、取留めない、世間話。少し酔っていたみたい、別れる頃には、冷めていただろうけど。2時間くらいだろうか、とっくに夜は開けていた。なんとなく、別れ難い雰囲気だったけれど、また会えるといいね、と言って別れた。お互い名前も聞かなかった。またね。

実話。



 名前、というかやっぱり連絡先聞けばよかったー!何かかっこつけちゃってたー!など、悶々しています。会えるかなー、会いたいなー。年上の女性だった。
 漫画か!フラグ立ったとか思うな!てか、僕、中学生か!