7月10日 金曜日

 小屋入り二日目。
 昨日に引き続き、場当たり。シュート(舞台照明のデザイン調整する作業)が午前中にあったので、実質役者が動いていたのは昼からだった。髪を切りにいけばよかった。
 場当たりが終了し、ゲネプロ。そのゲネプロの最中で、出演者の一人が出番をすっぽかしたので、僕が2シーンほど、その場面の内容を一人語りとして、何とかつじつまを合わせようと、必死だった。
 こんなに、ひやひやしたゲネプロは初めてだ。もちろん、名誉のために名は伏せる、明日からの本番には問題ない。むしろ、メンタルはそのおかげで明日への活力となった、はず。


ナンシー・クレス『プロバビリティ・スペース』  読了

ついに、3部作の最終作を読み終える、3冊読むのに1月ぐらいかかってしまった。非常に面白い作品。