2月7日

 checkしな
 俺の名前は二郎
 青木さんちの奥さんのヒーロ(お、お前が!)
 だからアレ出しな降参しなこの三下ども(おい!)
 どうぞってなもんだろ 本当なら
 このスケープゴート
 てか、むしろ強盗
 相当、でけえキモしてんな
 あ、気持ちええんだ
 そのぬるま湯が

 おい、わかんねーみてえなツラしてんじゃねえ!

 つまり隠喩だ このゆらゆら野郎
 裏切り者 YOUがユダ
 フィニッシュ マイクロフォン パスだNo,2 Mr,きくちゃん!



 と言うわけで、『青木さん家の奥さん』の稽古中に一瞬だけHip Hopになりそうな瞬間があって(本当に一瞬だ)勝手に僕だけ、頭の中で盛り上がっている。まず間違いなく、採用されることはないし、採用させるつもりも無いので、ここに書いておこう。
 だいたい、ラップを文章だけで、掲載するなんてナンセンス以外の何者でもないけれど。僕の頭の中では、リズムも全部出来ている。稽古の行きの電車の中で考えたのでリズム、推敲など含めて30分ぐらい出来上がったけれど、それはやはり遅いのだろうな、と感じる。
 ちなみに、僕の役名が二郎だ。アレ、とは配達伝票のことで、他の誰かが持っていると疑っている、というのが導入の作品だ。