1月16日

 今日は部屋について書いてみようか。僕の部屋の事を書いて得をする人はなかなかいないと思うけれど、大サービスだ。サービスだ、と言ってしてくれるサービスなんて、それほど人が望んでいる事ではないでしょう。本当は、サービスをサービスと言わずに何食わぬ顔で、施してくれるのがプロではないかな、何事も。つまり、大サービスという事は、もうこれでもかと言わんばかりの意味の無さ、という訳だから引き返すなら今のうちだ。
 部屋と言いながらも、早速窓についてなのだけど(ほら、いきなり言っている事が違う)。僕の部屋には窓が無い、実際は一つ小さな窓があるけれど、布で隠してしまっている(ちなみにその布はインドネシアのバティックだ、こういう細かい描写をすると嘘だとばれない。嘘じゃないけど)。照明も照度を落としてつけているので、やや薄暗い。部屋の中にいると、時計を観ないと正確な時刻はわからない。つまり、暗くて狭い閉鎖された空間が割と嫌いじゃない。好きと言っても良いかもしれない。自分の部屋は狭いほど良い、くらいに思っている。ベッドと小さなデスクが置けるくらいのスペースがあれば良いので、どんどん小さくしたい。けれど、荷物はやはりたくさんあるので、あまり小さくは出来ない。でも、昔に比べたら別の部屋にオフィスを置く事が出来たのでその分の荷物は分配出来るようになった。あと、書庫とクローゼットを別個の部屋にする事が出来たら、随分理想に近づくな、と思う。そうして、小さくなった部屋と対比して広大なリビングとガレージを持つ事が出来たらいい。まだまだ、実現しないけれど昔に比べたら着々と近づいているな、とは感じる。
 ゆっくりと進まなければ実感出来ない、という難儀な性格の人は多いのでは?ショートカットや一足飛びで進む事を潔いとしないのは、日本人的かもしれないな。