1月8日

 新宿、紀伊国屋サザンシアターにて、芝居を見る。ttk『ディア・パーヴロヴィチ』。シチュエーション・コメディだったのだけど、ちょっと頂けない。
 小劇場から中規模の劇場に移る際の、苦労が目についてしまう。前回の『心優しき野郎ども』が、結構おもしろかったので、少しだけ残念、もったいないな。

 どんなものだって(劇団だって会社だって何でも)、成長を望むし、大きくしていきたいと思うのが一般的だけど、見合ったサイズという物があってそのなかでどうやりくりしていくかが重要な時もある、と思う。現状を維持するという事が重要な時期というのは確かにあるのではないか。これは、一般論だけど。