1月3日

 麻雀の余波で、昨日も友人宅に泊まって、この日の昼頃に帰宅。友人宅に二日も滞在するなんて事も初めてかも、忘れているだけか。年が明けてから初めての事がたくさんだ。もうたくさんだ、ということではない。もちろん、今年になって初めてということでもない。大体今年になって初めてだという事に意味があるのか。
どちらでもいいけれど。
 初めての事、と昨日から何度か書いたけれど、ほとんどの出来事は、いつだって初めてだ、と言えるだろう。同じ物質が二つとないのと同じように、同じ経験というのも正確には無い。同じだと言うのは、つまりその出来事を大きなカテゴリに分類してしまっているだけだ。例えば、公園に行った事がある、というテーマがあったしよう。つまり、次に公園に行っても既に経験済みで初めてではない。けれど、その公園はどこの公園?何時に行った?人数は?天候は?このように条件を細かくしていけば、経験は初めての事ばかりだ。逆に大きくしていけば、初めての事などないだろう。
 つまり初めてという事や、経験の有無なんて物はそんな物だ。誰だって初めてであるし、既にした、という経験があるかまだしていない、という経験があるだけだ。重要な事はその経験に自分の価値を見いだせるかという事だ。経験値は人によって違うかもしれないけれど、経験量は生きた分だけだ。自分でその経験をどこから眺めるか、という事が大切だ。