よく「昔は優しい。大人でも子どもでも、失敗を許してくれるから。」なんて言う人が居る。
昔は差別や偏見が酷かったので、優しいとは思いません。
私が丁度、小学生の頃、母実家の地域は過疎化が進み、子どもの人数も少なかったため、地区の祭や催しなんてありませんでした。
すぐ隣の地区は高台にあるお寺で、地区のお祭りを催し、毎年のように花火を打ち上げていました。
当然、違う地区の子どもは参加すら許されません。
ところが、花火を打ち上げても、お寺の高台に登らないと花火が見られない位置に打ち上げるのです。
町内会費を支払ってる地区の住民だけが見られるように制限をかけています。
その代わり、八景島シーパラダイスの打ち上げ花火が見放題という美味しい「特権」がありました。
子どもにとって「楽しみ」を独占され、仲間外れにされることほどツラいことはありません。
今は八景島シーパラダイスの打ち上げ花火は高度の制限がかけられているので、残念ながら、見れなくなりました。
その代わり、隣の地区の特権だった祭の打ち上げ花火が、寺の外からも見られるようになったみたいです。
地域では住宅開発が進んだ影響もあり、子どもの人数が増え、地区での催しが開かれ、夏祭りも行われるようになりました。
よかったね(‐^▽^‐)
よかったね、とは思うけど、良いことばかりじゃありません。
この地域の場合、遊ぶ場所は極端に減り、交通量が増え、大型トラック走行時の揺れや空気汚染が進んだ。
地域に限ったことじゃないけど、共働きが増え、子育てに充分、手を掛けられなかったり、子育てが苦手な人が増えた。
何も考えないで子どもを作り、手に負えなくなったり、酷い虐待が増えた。
相変わらず、いじめも差別や偏見もなくならないけど、私が子どもの頃よりは、大人は少しだけ子どもに優しくなった気がします。