【応募の前に】
大事なことは、あなたが再就職先を迷った場合必ず自分の希望に忠実になって選ぶことであり、少なくとも「自分を応募先に合わせよう」なんて愚かなことを思っては失敗するでしょう。
具体的に働いてみたいのはどのような企業なのかと問われたら上手く伝えることができないものの、今の勤め先に対する不満については、「自分に対する評価が正当でなかった」と思っている方がかなりの人数存在しています。
度々面接を経験を積むうちに少しずつ観点も変わってくるので、基本的な考えがぴんとこなくなってしまうというような場合はしきりに学生たちが感じることです。
いわゆる企業というものは個人の具合よりも会社組織の計画を重いものとするため、ちょこちょこと心外なサプライズ人事があるものです。疑いなく本人にしてみたらすっきりしない思いが残るでしょう。
現在は希望の企業ではないのでしょうが、求人募集をしている別の会社と照合して僅かでも長所に思われる所はどんな点かを追及してみて下さい。
【就職活動の知識】
電話応対は大切な面接であると認識して取り組みましょう。しかし反対に、その際の電話対応であったり電話のマナーがうまくいけばそれに伴って評価も上がるわけなのだ。
ある日偶然に有名会社から「あなたをぜひ採用したい」というようなことは恐らくありえないでしょう。内定を大いに出されているような人はそれだけ山ほど不採用にもなっているのです。
では、働いてみたいのはどんな企業かと言われたらどうも答えることができないけれども、現在の職場での不満を聞いてみると、「自分の評価が正当ではない」と思っている人がずらっといらっしゃった。
確かに、仕事探しを始めたときには「仕事探しをがんばるぞ！」と燃えていたのだが、何度も採用されないことばかりで、最近ではすっかり採用の担当者に会うことすら恐怖を感じて行動できなくなっています。
どうにか準備のステップから面談まで長い手順を踏んで内定の通知を貰うまで到達したというのに、内々定を受けた後の取り組みを誤認しては駄目になってしまいます。
せっかく就職したのに、その職場のことを「イメージと違う」、「やりたい仕事じゃない」や「こんな会社にいたくない」そんなふうにまで考える人は、どこにでもいて珍しくない。
本当は就活で応募したい人の方から働きたい会社に電話をかける機会はわずか。逆に応募先の企業がかけてくれた電話を受けなければならないことのほうがたくさんあるのです。
「就職氷河期」と一番初めに呼ばれた年代で、マスコミや一般のムードに吹き流される内に「仕事に就けるだけ願ったり叶ったりだ」などと就職口をよく考えずに決断してしまった。
どんなに成長企業と言ったって、変わらずこれから先も安心。まさか、そんなわけはありません。就職の際にそういう面もしっかり研究するべきだ。
「自分の特質をこの職場でならば役立てられる（会社に尽力できる）」、それゆえに御社を希望しているというような場合も適切な要因です。