またしても、不本意ながらまたしても、久しぶりの更新になってしまいました。
ほんとは前回触れた工藤横浜市議の二選をここで祝いたかったんですけどね。
まずはおめでとう! 今後もいろいろ意見交換させていただければ幸いです。
さて、国民投票法案が衆院を通過しましたね。
このまま成立かな?
今朝のサンデープロジェクトでは二紙の社説が紹介されていましたね。
朝日新聞「国民投票法案―廃案にして出直せ」(4/14付)では自民党というか安倍首相がおかしいと言い、読売新聞「国民投票法案 党利党略が過ぎる小沢民主党(4/14付)ではタイトルの通り小沢民主がおかしいと言っていると。
まー与党が数にまかせて押し切るのはいつものことなんですが、
もう一昨年の「郵政選挙」で自民を大勝させた時点で、この流れも見えてたワケじゃないですか。
民主の変節(?)で混乱したにしても。
それを社民党の阿部知子議員ですか。
「日本は主権在民無視の国」とか言い放つアレを見るとね(同番組で発言)、
若い人なんか「サヨク」の欺瞞を嫌って改憲に傾くんじゃないかと心配になります。
信条として保守とか革新ということではなくて、ただ単に反動として。
僕なんかは右左とか保革とか、そういう壁を省いて一緒に考えたいと思ってるんですけどね。
そういう立場からするとホント困るな、「憲法改悪反対」的な呪文を唱えるような人たちには。
多くの問題は善悪というより利害の対立なんだろうってことは、
何となくわかっているワケじゃないですか。僕ら。
そこに正義ヅラで説教されると引きますよね。
そもそも産経新聞の社説「国民投票法案 民主は共同作業に復帰を」(4/14付)にあるように、「党是として自主憲法制定を掲げる自民党の総裁が、国政選挙に際して憲法に対する明確な姿勢を打ち出すのは当然といえる」ワケですよね。
で、その自民党に国民が多くの議席を与えているのだから、
まぁ全体的に改憲へ向かうのは自然の流れなんでしょう。
待ったをかける身でも、そう思います(苦笑)。
また日経の社説「国民投票法案の衆院可決は当然だ」(4/13付)を見ると、こうあります。
「国民投票法案は憲法96条の改正手続きを具体化するものであり、本来なら現行憲法が施行された60年前に同時に制定されるべきものであった。憲法を制定・改正するのは主権者国民の固有の権利である。この重要な国民の権利を60年間も実質的に封じ込めてきた国会と政治の怠慢はあきれるばかりである」
・・・ま、たしかに。
この際、改憲のハードルはきっちり設定されるべきなんでしょう。
そのうえで今ある日本国憲法を擁護する人は、多数派になる努力をするのが筋だろうと。
で、僕個人の考えを言うと、
日本国憲法の前文と9条は変えない方が身のためじゃないかなと。
いや本当は去年、、、
前文に掲げたことを実現するための「より効果的と思われる9条」ってのも考えたんですけど。
いずれ機会あれば提示してみたいと思います。
それよりまずは「日本国憲法の前文って結構イイと思いません?」というお話をしたいです。
忘れちゃったなぁという方、そういえば読んだことないという方、
法庫などで是非!