防衛省への格上げが決まろうかってときに書評 | 路上から眺める平和なような日常

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拙著『憲法9条の逆襲!』連動ブログから衣替えしました。
たまー・・・に更新します。きっと。

相変わらず気になるニュースがたくさんあります。

まず住基ネットの違憲判決を出した判事の自殺報道ですね。
なんかおかしいゾと思っている人も多いようですが
マスメディアが動く気配はというと、、、日刊ゲンダイとかスポーツ紙あたりかな。
週刊誌はどうだろう。

テレビ? 某暴露本に夢中みたいッスよ。


「画期的判決」の直後だけに、気になりますよね。
あ、自分、数年前に住基ネット関連の記事を書かせていただいたもんで。
過去最高にカタイ記事だったなあ。自分が書いたとは思えん(笑)
・住基ネットへの不参加を住民が選択
現場職員のコンセンサスなきまま住基ネット2次稼働がスタート


しかしまぁ、いろいろと不備がある割にメリットはどれほどのモンかと首を傾げたくなる住基ネットですが、憲法を盾にして離脱する手があったのですね。というか、確立されるかどうかの局面で今回の自殺報道でしょう。何か勘ぐりたくもなるか……

憶測で物を言いたくはないので、このへんにしておきますが。


それから気になるのが、道路特定財源の「見直し」。あれは詐取です。道路を整備するって名目で余分に税金を巻き上げておいて、しかもその上に消費税をかぶせておいて、それを一般財源化してジャブジャブ自由に使おうって話でしょう。取れるとこからブン取ろうって、ほんとヤクザ国家ね。一般財源化するなら暫定税率を正常化するのが筋です。


そして安保関連では防衛省昇格法案。
教育基本法や国民投票法案より抵抗感がありますね、正直。
防衛庁が防衛省になることによって、どんなメリットがあるのか。デメリットはないのか。
そのへんの議論が国民に浸透してない気がするんですよねぇ。。。

衆院で民主党は文民統制(シビリアンコントロール)の徹底などを条件に賛成したということですが、
そもそも既に文民統制が揺らいでいるという見方もあるのですがねぇ。。。

しかも関連法で自衛隊の海外出動が「付随的任務」から「本来任務」に格上げされるって。
ここが一番引っかかる。
その前にイラク戦争の落とし前は!?
アメリカも誤りと認識しつつあるってのに、ガンガン支援してきた日本は頬っかむりかよ。

まぁ、そんなふうになし崩し的に国民投票法案も成立して、
日本国憲法改正案も出てくるんでしょうなあ。

ハハハ。

と、乾いた笑いが思わず出てくる昨今ですが、
長~くお世話になっている『Mr.Bike』誌が書評を載せてくれました!

ワーイ

ミスター書評