いじめ、かぁ。 | 路上から眺める平和なような日常

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拙著『憲法9条の逆襲!』連動ブログから衣替えしました。
たまー・・・に更新します。きっと。

今回は憲法の話も戦争の話もしません。



なんだか《いじめ》列島だか自殺列島だかになってますね。
《いじめ》そのものが根絶することはないと思われるので、困ったもんです。
他国民との比較をした訳ではないけれど、
日本人というのは《いじめ》体質のような気がするんで。。。

ほら、村八分とかいうでしょ。あれですよ。
まー僕もそういう風土を揶揄して護憲ムラとか改憲ムラとか言うことあるけど、
あんまし調子に乗ってるといじめられるから注意しないと(苦笑)


そういえばオレらが中学生の頃もね、
都内で同学年の人が《いじめ》を苦に自殺しました。

オレ自身も中学2年の後半かな、「いじめ」を受けてた時期があります。
まー自殺を考えるほど深刻なもんじゃなかったけど、
あんときゃ正直ツラかった。

最初の動機は何だっけな。
「コイツ生意気だからやっちまおうぜ」的なもんでしたね。


それなりにガタイのあるオレでも多勢に無勢っていうか、
結構ツラい時期がありました。

一番キツかったのは、何だったろう?
「サシ(一対一)じゃ負けねえ」って奴等に小突き回されることだったか、
女子生徒の前で下着を脱がされることだったか。
ああ、自宅や学校の近くに「○○○○死ね」と落書きされたことだったかな。
伏せ字はアダ名ね(笑)。で、壁にスプレーで書きつける訳ですよ。


まあ、さすがにそんときゃキレましたけど。
容疑者を自分で脅してみたり……
逆ギレされて乱闘寸前でしたけどね。ハハハ!


やっぱりガッコの先生なんかは、なかなか気づきゃしなくてね。。
そういう落書きがあってようやく問題視する感じ。
最初からアテにもしてなかったけど(笑)

そりゃそーですよ。
オレら第二次ベビーブーマーだったせいもあるかもしんないけど、
一人一人の事情までケアしきれるほど先生多くないし。
そもそも中学生なんて反抗期なんだから先生と仲良くなりにくいし(笑)


思えば結構、孤独だったかも!?

いやいや、でも一方でですね。
そんなオレ自身が他の《いじめ》に荷担する場面もあった訳ですよ。
たぶん、そのときは多数派にいることで一時的な安心を得ていたんでしょうなあ。

やっぱ弱いモンですよ。
いじめる方も、いじめらえる方もね。

で、まあ。
そんなんがどっちも嫌で嫌で。

いろんなもんに対して「何糞!」と思ってさ。
中2の終わりくらいからは結構勉強したなあ。
部活も顧問とモメて辞めちゃってたし(笑)

で、第一志望の高校に合格したときかな。
どうだあああああ!って(笑)

いや試験問題は簡単だけど倍率20っていう、、、
高校じゃありえないような関門をくぐったんですわ。
そんときゃ世界中を見返した気分になったね。
両親とか身近な人たちは驚きながら喜んでくれてたと思う。

でもまたその高校自体にガッカリな体質があって、
結局半分ドロップアウトしちゃうんだけど(笑)

ああ、オレ、高校ダブってます。

なんかマジメにやる気も失せちゃって。
でもガッコ辞めて家も出る気概も、何か始めるアテもなくて。
結局は元のガッコに戻った訳だね。ハハッ…

そこで恩師だとか、気のいい級友と出会うんだから、
ホント何がどう転ぶかわからんです(笑)


自殺しようなんて思ったことは、正直一度もなかったなぁ。
いじめられて「コイツだけは死なす!」と思ったことは何度かあるけど。。。

でもそんな相手とも今じゃ仲良しだったりして(笑)
これは本当の話。

もっとデカイ喧嘩をしよう!
なんてバカなこと考えてるうちに、過去の天敵だか宿敵も友だちになれちゃう。
お互い嫌いだったハズの中3ンときの担任教師とも、
ハタチんときだったかな。仲良くなったし!

結構、ひっくり返せるもんですよ。

なんせ元いじめられっ子で、しかも高校ダブっちゃうような野郎が、
何かジタバタしているうちに「物書きになりたい」とか一丁前に夢持って、
どうにかこうにかルポライターの端くれになっちゃうんだから(笑)
世の中わかんないもんですって。

その代わり今後のことも全然見えちゃいないし、
不安感に呑まれそうな晩もあるっつーのが正直なとこだけど、
まー行けるとこまで行ってやろうじゃないかとニヤついてみるとアラ不思議。
なんか楽しくなってきちゃうんですねえ。
「行け!ツジウチ!」みたいな(笑)


もし、いま、八方ふさがりになってる人がコレ読んでくれたなら。
(まーそんな状況で9条云々てブログを読むとは思えないけどさ!)

何つーか、
自分自身を駒にするくらいの気持ちでね、大逆転を狙ってみて欲しいんですよ。
どうだあああああ!ってやつ。


すっっごく景色が変わるから。




とりとめもないけど、ま、今日はこのへんで。