月初めの月曜日が句会。
駅前の会場に出かけるようになって、
早や十か月がたつ。
毎度の互選でそこそこ選んでいただき
ありがたく思うのだが、
このところあまり刺激がない。
知らぬ同士がある日突然、俳句を通して
お知り合いになるのが句会。
だから、俳句の事を越えて話が弾む
というようには、なかなかならない。
午後一時から四時間ほどの句会、
その後、近所のファミレスで、
ビールなど飲みながら歓談の時間を
持つのだが、
なかなか意気投合とはいかない。
多くが六十代のよき社会人だから、
社会生活で身についた常識というやつが、
互いの個人的な部分に、づかづかと
入っていくべきではない、
と言い聞かせているのだ。
この十か月の句会通いで、
刺激的な出会いに二度巡り合った。
ひとつは、エリザベスサンダースホームを
詠んだ句に出会ったこと。
もうひとつが、自殺した秋田の中学生を
詠んだ句。中学生をめぐるあまりに
惨い周囲を弾劾した憤慨の数句だった。
俳句に限らず、人はなぜ文字を書くのか。
その原点を思い出させてくれた。
煌めきて巴里行もあり冬銀河
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