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当面の世界経済の動向

最近書店では、原子力関係の書籍と共に震災後の日本経済はどうなるかといった書籍が数多く見受けられます。その中の大半は、日本が力強く回復するといった楽観的なものが多いように見えます。でも本当にそうなのでしょうか。 今回のレポートは、その辺のところを考えてみたいと思います。

まず、日本のことではなく世界的な流れを考えてみたいと思います。前回のレポートでも触れましたが、世界経済は、日本の震災とは関係なく、如何にインフレを避けながら、成長を維持していくかが課題になっていると申し上げました。この言い方は、非常に微妙な意味を持ち、今まで通り経済成長を重視するとインフレになってしまい、かといってインフレ抑制策を採るとデフレ傾向になり成長が止まってしまうということです。簡単に言えば、インフレ、デフレ双方に効果のある政策を採ることは難しい、あまり各国政府が動くことはできないということを意味しています。しかしながら、放っておくとアメリカ等先進国では再び景気が後退し、逆に中国など発展途上国ではインフレになってしまいます。そこで、各国は自分の国に適した小幅な景気対策を打つことになります。

一方、震災があった日本はどういう対策が取られるのでしょうか。新聞等で言われている震災特別対策費10兆円とも或いはもっと必要といわれていますが、政治が停滞(過去最低の内閣を持つ現状)しており、中々進みません。この調子では、震災で落ちこんだ分の回復にとどまり、大幅の復興景気は望めないと思われます。

このような現状を踏まえ、景気動向およびインフレがどうなるかについて考えると、今年後半から景気が世界的に停滞する可能性が高い。従って、インフレも2012年前半までは起こる可能性は極めて低い。むしろデフレを警戒する必要があるということです。

今後のインフレ動向

2012年前半までは、世界経済の回復は望めないと申し上げましたが、恐らく来年の夏から秋が世界的に見て景気の底と考えられます。ただし、ヨーロッパはスペインの動向次第では景気の底は2013年にずれこむ可能性があります。なぜ2012年に景気が底打つのかというと、まず景気のサイクルから、2007年のサブプライム問題から始まった今回の世界的不景気は、①来年で6年目に入りサイクル的に回復基調に入ると思われること。②今まで先進国の中央銀行は景気回復のために大幅に金利を緩和し、市場に資金を大量に流出させたこと。③新興国は景気を減速させるこが政治的に難しいこと。以上3点を考えると2012年後半からはインフレ傾向に世界的に入っていくことは、ほぼ間違いないものと考えています。

ただし、今一部で言われている債券バブルによるハイパーインフレになるかどうかは、私としては今しばらく様子を見ないと何とも言えないというのが結論です。今度来るインフレは5年以上続くことは覚悟しなければならないと考えます。

投資スタンスについて

今までのレポートのように世界経済は、来年には底を打ち回復傾向に入ると思われます。それに伴いインフレ傾向が顕著になってきます。当たり前の話ですがインフレとはモノの値段が上がり、お金の価値が落ちることを意味します。当然金利は上がってくることになります。デフレの時代は、債券を持つか預金をしておくことが財産を守ることでした。

インフレの時代は、その逆で持っているとその価値が上がるもの(金、商品、株式等)に投資をしないと、預金や債券は現在の価値以上にならないので目減りしてしまいます。しかし、市場価格で動くものは、リスクを伴い、運用に失敗する可能性も出てきます。ただし、原則は一つ、安く買って高く売ることです。それではいつ安く買えるのでしょう?それは誰にもわかりませんが、レポートをお読みいただければわかるように来年の夏までにはインフレに強いものを仕入れておきたいものです。

そうです。仕入れるチャンスは、そんなに長くはないのです。投資のベテランの人は、この間、値段が下がったところをすかさず購入しましょう。初心者は、今から分散して少しずつ来年夏ごろまで仕入れていくのが良いと思います。外国のものを購入するのであれば、購入する国の通貨のことも考える必要が出てきます。通貨については、次回のレポートに譲ることにいたします。         (責任編集 今村アナリスト)

5月末

6月中旬

6月末

配当金

大和コモディティインデックスファンド

10,348

10,254

9,767

ネーチャーメイド

5,036

4,957

4,812

3010日) 

ゴールドメタルオープン

10,365

9,655

9,664


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