3月11日。 | Nagasaki Life

Nagasaki Life

雑貨と自然食品のお店 ARTHUR<アーサー>は
閉店しました。


これまでご利用いただいた皆様ありがとうございました。


3月11日ー

東日本大震災から1年。


あの日、テレビで見ました。


何…⁉

有無を言わさず襲いかかってくる津波…

倒壊する建物…

次から次に流される町…

テレビでは画像が揺れながらも

被害の状況を生々しく伝えていました。




同じ日本で、本当にこのようなことが起こっているのかと頭が混乱しました。


声も出ず、ただただ画面を見つめていました。







被災地の皆様にとっては

どんなに辛かったか…

どんなに苦しかったか…

どんなに恐かったか…

どんなに悲しかったか…



その恐怖は計り知れません。



家を失い…

大切な人を失い…

今なおたくさんの恐怖と戦っています。



あの日から1年が経ちますー

いまだ34万人が避難し、

がれき処理も難航しているという。





これから日本全国みんなで

少しでも前進できればいいな…

していこう…と微力ながら思います。




「あと16分…」

午後2時半頃来られたお客様、

何度も時計を気にされてました。



お客様とともにラジオを聞きました。

午後2時46分、

黙とうー





ここ長崎で普通の暮らしができている。

色んな問題を抱えていたとしても、

それだけで本当に幸せだなと感じます。





先日、関東から

長崎に疎開されている方が

お店に来られました。



幼いお子さまがいらっしゃり、

放射能の影響が心配でこちらに来ているそうです。



少しお話しさせていただきました。

長崎には初めて来られ、

同じように放射能の不安を抱える方々と

何人かのグループで生活されているそうです。

中には移住を考えている方もいらっしゃるようです。



原発も多くの不安を抱えたまま。




一体どこにいたら安全と言えるのでしょうか。

その影響は…?

放射性物質の飛散は…?




満足に美味しい空気も吸えず、

食べて安全かどうかの判断を

自分でする。

自分だけじゃない、

幼い子どもの為に…。

そうやって長崎に来て、

九州産の食品を

注意深く調べて購入されてました。



長崎産の美味しい食材、食品を

届けてあげられれば…と思いました。




アーサーでは

ネットショップができるように

準備を進めているところです。




少しでも力になれたら…。






2011年3月11日ー


東日本大震災で犠牲となられた方の

ご冥福をお祈り申し上げます。




絆を信じて…。