『責めるよりは
優しさと思い遣りを
実践することだ…』
思い遣りや優しさを
必要としない者などいない。
人は誰であれ、
己の存在を認めてもらいたいのである。
されど、世の中はめまぐるしく変化し、
人は忙しさに追われ、
ルールや倫理にとらえられる余り、
心が知らず知らずのうちに
希薄になってしまってもいる。
THE BIBLEの中にも、
「時代が進むにつれて
人の愛が冷えて行く…」
ともある。
倫理や道徳を
ふりかざす人たちに限って、
論語読みの論語知らずが多い。
一寸した道徳を
意識しているからといって、
じぶんがそれを
守り切れている分けではないことを
謙虚に知ることだ。
「裁くな、裁かれないためだ…」
という言葉がある様に、
実は人を裁く資格など
我々にはないのだ…
モーセの十戒は、
それを守るためにあるというよりは、
それを守れないことを
知るためにあるのだ。
人は誰であれ、
罪業深重の凡夫なのだ。
要するに、罪人なのである。
｢罪｣とは、
古代ギリシャのアーチェリーから
生まれたことばである。
罪1センチ、罪1メートルという様に、
矢が的から外れた距離を
計る言葉としてもちいられた。
人は皆、理想から
ぶれて生きてしまうのだ。
道徳や律法が｢誠｣と言われても、
そこに恵みとあわれみがなければ、
何の優しさも思い遣りもない
冷たいものになってしまう…
律法や教訓を通して
冷たくなるのではなく、
誰の心の中にもある
思い遣りや優しさに
目覚めさせてくれるためにあるのだ。
「わたしは罪人を招くために来た…」
と言われた魂のロッカーJESUSは、
「全て疲れた人、
重荷を負っている人は
わたしのところに来なさい。
わたしがあなたがたを
休ませてあげます」
とも語っている。
また、
「大いなる方がJESUSを
世に遣(つか)わされたのは、
世を裁くためではなく
JESUSによって
世が救われるためです…」
とある。
｢救い｣は優しさと
思い遣りの現れである。
そこにあわれみと恵みがある。
我々は人を責める資格などないのだ。
JESUSは裁くために来たのではなく、
救うために来たのである。
今日という日が、
その優しさと思い遣りを受け止めて、
周りにもその祝福をあらわせる者で
あります様に…
『許す、水に流す、忘れる
それをあなたに
行なってくれた方がいる』
アーサー・ホーランド
2016.5.13
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料金 2,000円
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お問い合わせ 011-592-0548
(株式会社リアルサウンド
月～金、13時～19時)
又は、090-1883-8862(宮本)
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