神主がが祝詞を始めたら

吹き荒れていた吹雪か穏やかになり

重々しい雲が少し明るくなった


村人達はホット安堵した

そして口々に

「何故祟りのようなことが起こったのじゃろう」

原因を探り始めた


「あやつが沼にごみを放り込んからじゃ」

「あいつが立ち入ってはならぬ所に踏み入ったからじゃ」

等と疑心暗鬼になっていった


疑心暗鬼とは恐ろしいもので

次第に村人達はお互いを疑い始め

犯人捜しを始めたのだった


お互いを監視し

少しでもおかしいことがあると

あちらこちらで

諍いが始まったのだった


続く


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