1年くらい前に、竹内涼真さんと町田啓太さんの2人で実写化されるらしいと
SNSの海で知り、「10DANCE」ティザーを見てから、
この作品が公開されたらNetflixに入ろうと心に決めていた自分。
見る前から、ハマっちゃうかもしれないから
彼らが表紙になるananやGIANNA BOYFRIENDを予約していたんですけど、、、
まず結論から言うと、じわじわと、確実にハマっています。
1回目は、「ちょっと思ってたのと違うかも、でもめちゃくちゃ見返したいシーンが結構ある」
2回目は、「あれ、なんかすごく良くない??いや、めっちゃ良くない??」
3回目は、「この場面って笑いどころ?よくよく考えるとおもろシーンかも。
え、ここも、あそこもアドリブなの?だとしたらすごいな!?」
という、心情の変化に至っているところです。
すごく楽しんでいます。
実は、原作漫画を先に読んでいたんですけど、
ドラマ作品だと勘違いしていて、直前で映画であることを知りまして。
(長くても2~3時間かぁ)と見る前にがっくりしてしまい
あんまり期待しすぎないようにしなきゃ、と思っていた。
1回目は、原作漫画の描かれる部分と削られる部分を予想しながら見ていてたので
(ここは残ってる、ここは無くなってる。ここは映画オリジナルか。)
という確認作業になってしまい、純粋に楽しい!みたいな見方を出来ていなかった。
ただ、町田啓太さんの端正な顔立ちと佇まい、ヒリヒリするダンス練習シーンの数々、
竹内涼真さんの鍛え上げられた上半身とウエストの細さに慄き、
特にボールルームダンスの美しさにすごく魅了されました。
2回目は、映画の流れが分かっているからこそ、
そこに至る間に起きている鈴木と杉木の変化に着目したことで
(え、実はちゃんと描かれてるじゃん!何で見落としてたんだろう?)
と色々なことが腑に落ちて、「2回目」を見たことで、この作品の良さを大いに実感できました。
特に、1回目で気づけなかった竹内涼真さん演じる鈴木のちょっとした行動や
杉木に向ける目線、表情の変化から伝わってくる感情にとても心を持っていかれた。
3回目は、ウォッチパーティーの4人の副音声をお供に見て
房子の不穏さに笑い、あらゆる場面のアドリブにの多さに驚き、
竹内涼真さんから零れる鈴木の心情や思いを知ることで色んなことがどんどんクリアになって
本当に色んな奇跡が起こって出来た作品なんだな、と納得した。
これから見る人もいらっしゃると思うから、
ネタバレになるような内容は、控えますが、一番声に出して言いたいことは、
竹内涼真さん、町田啓太さん、土居志央梨さん、石井杏奈さん
本当に、本当にお疲れさまでした。ということ。
ご本人たちもお互いに「頑張った」と言い合うほどに
地道な努力の積み重ねで生まれた作品であることは、画面越しでもヒシヒシと感じられました。
色んなインタビューを見聞きして、
体づくりからダンス練習の内容のハードさが想像以上にしんどそうで
皆さんが、最後までストイックに努力し続けて
駆け抜けた先に出来た作品なんだな・・・と実感しています。
「(続編を作るなら)まず体づくりから始めないと。今ダンスやってないから、戻すのに1年は必要」
と竹内さんがおっしゃっていたから、
まずスケジュール的にも気軽に続編!とは行かないだろうけど
彼らの頑張りの分だけ、出来る限りの賛辞を贈りたい。
魅力的なキャラクター陣と
競技ダンスの視覚的世界観の華やかさ、劇中曲の中毒性、
鈴木と杉木の感情の交錯、そのどれもがものすごい情報量で圧縮されている作品でした。
場面ごとの時間経過や、ストーリーラインが
もっとわかりやすくシームレスに繋がっていた方が、
万人受けしやすい作品になっていたんだろうな、と思う一方で
個人的に、「ここが実写で描けていたら、それだけで実写の意味があり大成功だろう」
と思っていた場面(上裸コーチングと姫ワルツ)が、
予想以上に「視覚的に説得力のある仕上がり」だったので
とても良い映像体験でした。
ボールルームとラテンアメリカの国内王者同士。
競う種目が交わらないものの、ダンサーとして
第三者から「実績」や「格」を比べられてしまうライバル関係。
鈴木は、キューバにルーツを持ち音楽に身をゆだねて踊ることが日常のラテン系の日本人。
杉木は、幼少期からイギリスを拠点として
ボールルームダンスを極めてきた英国育ちの日本人。
まるで正反対の2人が、10DANCEへの挑戦を目的として
お互いに師弟関係を結び、主導権を握りあいながら
共鳴と反発を繰り返して露になっていく様々な感情。
鈴木が杉木に抱く、敵対心と対抗心と、好奇心。
杉木が鈴木に抱く、憧憬の念と執着心と、抗えない征服欲。
自分なりにかみ砕いて、2人の人物像と置かれた立場や性質を並べてみても
本当に、魅力的なライバル師弟(ラブ)ロマンス関係なんですよね。
そして、プロダンサーとして生きている者同士だから
己が持ちえない魅力に刺激を受けていて
それによって沸き起こる嫉妬も、絶望も、ダンスに還元していく中で
お互いの間に、ダンスでは昇華しきれない「何か」があることを自覚してしまう。
容姿や人柄に惹かれて「恋愛対象」になっていく過程とは違う
ちょっと他では味わえない、ボーイズラブ作品だと思います。
好みは分かれる作品だと思っていますが、
自分にとっては、何度見ても
新しい発見やときめきがあるので、今後も作品を見返していくつもりです。
また、近いうちにネタバレありの感想ブログ書きたいと思います。


