おはようございます、アルテナです。
済州島の話は、これでお終いです。ラスト。
沢山お付き合いありがとうございます。
空港降りて、すぐ椰子の木
韓国本土よりずっと暖かいんだね。
ホテル周りの道には
アガパンサスの花が植えられていた。
こんなの韓国の道に植わってるの見たことない。
（日本でもない）
私は生け花の花材として知っているだけで。
今回の立役者の安先生
満を持して登場の尹先生
に加えて、もうおひとり
今回のトークショーを助けてくれた男性がいた。
済州島の橋から端まで
車を走らせてくれた社長さん。
もういい男ばっかりでどうしましょう
（ま、私のもんじゃない）
社長さんの親が安先生と親しいとかで、
一日中彼の黒いベンツを走らせてくださいました
私達に付き合って
この方も昼食抜きとなりました
親が親しい位でここまでしないといけないのか
年上に敬意を払いすぎる国は大変だよな、、
私は広い後部座席で
おいたわしや～ と思っていました。
でもそれ出来る人には
そのご褒美みたいな事もあるようにも見えます。
社長さんの会社は、随分上手くいってるようですよ。
今回は観光は全くなかったのですが、
トークショーが終わってホテルに帰る道から
ハンラ山が見えました。
社長さんが黙って
車のルーフを開けてくれたので
上から森の香りの風が
いっぱいに流れ込んで
わー済州島に来てるんだ～～！
きゃー！
といい気分。
窓の外を見たら牧場があって馬が沢山いて
馬だ！
馬！
馬ですよ！
と私は車中の皆さんにアナウンス。
私動物が好きなので嬉しいんですね
ただそれだけで
この人たち済州島出身だから
別に珍しくないっつーの！
馬みて喜んでるのは私だけでした
さて、飛行機で韓国本土に帰る日、
私の飛行機が朝9時台で、
安先生と尹先生が午後の便だという。
ホテルから空港まで車で10分の距離。
バスでもタクシーでも行ける。
空港は私一人で行きますのでごゆっくり～
といった所で、
そんなの一人で行かせてくれるわけがない
お見送り！と、
お二人が一緒に空港にまで
ついてきてくれた。
尹先生に至っては飛行機の時間を
私と似た時間のフライトに変更した。
ところが、、
安先生たら
乗ったタクシーの中に
ご自分の携帯を忘れてしまった！
空港に降りて15分もしないうちに、
それが分かったので
すぐタクシー運転手に電話して
（カカオで呼んでたから記録あって助かった）
また空港に来てもらって、
携帯受け取って
なんとかなったんだけど。
てんやわんやの珍道中でした。
安先生が済州島で
「これ韓国語に直したら面白いと思わない？」と
私に渡した日本語の文庫本がありました。
李舜臣暗殺計画と書かれている
史実を基にした小説のようでした。
600頁を超える文庫でした。
「速読でさーっと読んじゃって」と安先生は言う。
読むのは速い方だけど、この分厚さ、、
「読んでみてお返事しますね」と
ホテルにいる間に読了したのですが。
面白い事は面白いのですが。
フィクションの面白さでした。
小西行長の下の忍者の暗躍とか、
日本のお色気海女軍団とかが出てきたり、、
山田風太郎さんの小説みたいな。
それからやけにいい女が
都合のいい所ですぐ脱いだりして、
そこで脱ぐ理由がさっぱりわからない。。。
李舜臣将軍の身の回りのお世話を、
とか言って脱ぐんですよ。
30代くらいの美貌の未亡人が。
お世話ってそっちか？？
水戸黄門の由美かおるさんみたいな。
うっふん
な。
ノレない！！
これにのれるのは、、
中年以上の男性ではないかと思います。
都合のいい所ですぐ脱ぐ女登場の小説！
安先生には
「歴史を基にしてて
面白いのは面白いのですが
荒唐無稽といわれかねない部分もあり、
私自身は翻訳したいとは思いません」
とお返ししました。
安先生は「わかった」と言ってくれました。
色々あったとしても、
とにかく安先生の行動力は素晴らしくて
この方がいなけりゃ
今回のトークショーはい実現していない。
ありがたいことです。
本当に嬉しい。
さらにエネルギッシュな安先生は
済州島で終わらない。
今ソウルでのトークショーを
私に打診してきてくれている！
それも私にとってもっといい条件で
出来るように考えてくれている。
ということで、
大変ありがたい
済州島の数日だったのでした。
私は今次の準備に掛かっています。
長のお付き合いありがとうございました。