夫の笑顔はマーベリックスマイル

おはようございます、アルテナです。

こちらも梅雨に入ったようで、雨がしとしと降っています。

一気に涼しくなりました。

昨日の夕食後

夫と映画を見てきました。

散歩道でトップガンの続編

マーベリックが上映中だったから。

私は1986年12月の公開当時

（実際見たのは年をまたいだ1987年だったかも。）

映画館で見た世代です。

その時一緒に見に行ったと思しき故郷の友達に

「トップガン一緒に見に行ったよね？」

とラインで確認すると

「自分も同じ事聞こうと思ってた」

一緒に行ったようです

映画館の館名と同時上映作まで教えてくれました

そう、田舎の昔の映画館て

二本立てが普通だった時代（ケツ痛え）

彼女とはじっくり感想交換会をする約束をしました。

楽しみ

韓国でも80年代のトップガンはヒットし

2018年には劇場再公開もありました。

だから平日だったけどマーベリックの上映館の席は結構埋まってた。

ただうちの旦那さんは、

映画をあまり見てこなかった人なので

「トップガン」の事何にも知らない～

この映画に関しては、前作のトップガンを知ってた方が

楽しめる所が多いと思います。知らなくても見られるけど。

うちの旦那さんが知らないのはトップガンだけじゃなくて

「ローマの休日」も「風と共に去りぬ」も。

私はマーベリック見ながら

「あっ！オープニングの曲が前作と同じだ！」とか

「あっ～！ビーチバレーのシーンを思い出す」とか

「あっ！アイスマン～」とか。

前作をオマージュしたシーン満載なので見てるこっちも

「あっ！」だらけですが

夫は「ふーん」。

だって引っかかる所がないもんね。

　私は色んな意味でこの映画すごく良かったのですが

　夫は終始

「しーん」　盛り上がってない。

　私は盛り上がったのでいいのですが

　まるでお母さんが映画全然知らない小学生の息子を連れて見に行ったみたいで。

　お母さんだけが

「これがトップガンの続編でね！

　おかーさん若い頃映画館で見たんやで！」と

一人熱くなってる。

　そうなると、息子の記憶には映画は残らず、

「お母さんはしゃいでたなあ」

の記憶だけが残るんだろうね

この映画はなんてったって

「トム・クルーズがカッコいい」の映画。

ダイレクトでストレートなかっこよさ。

サングラスと白い歯がポイントです。

マーベリックはやんちゃキャラです。

無茶をする。上司の命令にも逆らっちゃう。

そしてマブいスケと

Kawasakiのバイクが出てきて

砂漠の道をぶっ飛ばす。

天才パイロットであるマーベリックの青春を

描いた作品です。

見ているこっちは

かっこいい～　とやられるけど、

ストーリーはわりと単純でした。

恋と友達の死、ライバルとの鬩ぎ合いと和解。

トム・クルーズが世界的スターになった記念碑的作品です。

この後トム・クルーズの過去の作品が

上映されたり発掘されてビデオになったりした。

「卒業白書」とか「レジェンド光と闇の伝説」とか。

でもどれもあんまりパッとしない話だった。

トップガンは

トム・クルーズという俳優とマーベリックというキャラクターが

ばちーっと合った作品なのでしょう。

　　画像お借りしました。

このビジュアルの強さよ！

今回の「マーベリック」は

「いまでも若いトム様どうだ！」

を見せつける作品にはなってなかった。

ただ、「心は若いままにまだ無茶をしている」

マーベリックの姿からストーリーは始まる。

トム・クルーズは還暦だというのに驚異的に若いし

真っ白い歯を見せてにかーっと笑う

　マーベリックスマイルは

今も健在だった。

高齢化社会の本格的幕開け、、を

この作品に感じたのは私だけ？？

60なんてまだまだですよ、と思えてきた。

映画が終わっての帰り道。

夫が私に聞いた。「面白かった？」と。

私が「うんっ！すっごく！」と

大きな声で返事をすると

「そりゃよかった。見に来て良かった」といって

にかーっと笑った。

でっかい笑顔。

その顔が私には

マーベリックスマイル級の

破壊力のある笑顔に見えた！

「あなた、トム・クルーズに似てる！！」と私は言った。

いよいよこの夫婦はアホである笑

でも見えたんだからそうなんだ、それでいい

「あなた自分のSNSに上げなさいよ、

マーベリック見て来たら、

妻が自分の事を

トム・クルーズに似てるって言った

って書いてアップしなさいよ。

新聞に書く原稿にも、

そーいう事を書きなさいよ。

妻にトム・クルーズに似てるって言われたって！

だってホントの事だから」

しないしない

そんな事しないと夫は言う。

あんたの書いてる専門的な分かりにくい文章より

ぜーったいそっちの方が

世の中の人が笑って読んでくれるし

印象に残るわよって！

分かりやすいし！

まず、光景が目に浮かぶじゃないか。

奥さんオカシイとか

夫婦でイカレてるとか

目が悪いとか

返ってくる反応は想像がつくけどさ

（私の視力は裸眼で両眼1.5です！）

妻からそんな事

一生のうち一回も言ってもらえない男が

この国には（きっと日本にも）

星の数ほどいるのよ～！

言っちゃえ～

トム・クルーズに似てるって言われちゃったよ～って

って、つっつきながら笑ってお家に帰りました。

家に着く直前にざーっと降り始めたから

夫がこーやってくれて↓

私達は家に走りこみました、セーフ。

これ↑クラシックっていう20年近く前の韓国映画。

このシーンが有名です。

雨宿りしながら小走りする大学生の二人。

なんか、新婚の時より

私達若い感じで生きてるよね、、、

これはまるで映画のシーンみたいじゃないか

とまた笑ったのでした。

と、世界のトム・クルーズを刺身のツマにして

また新しい思い出を作りました。

映画館の規制もようやく

無くなった事だし。

また映画見に行こう～。

いやあ映画って本当にいいものですね

（あんた誰？）
 

ありがとうございました。

いえ～い