おはようございます、アルテナです。
週末の雨で
埃っぽかった様々なものがしっとり
あーたーらしい朝がキタッ!
イキナリですが
亡き志村けんさんの
バカ殿ってコントがありました。
由紀さおりさんが
筆頭腰元として出てくる
年齢サバ読みコント
が好きです。
基本的な流れは
名は何という?
さおりでございます。
年はいくつじゃ??
19でございます。
(11歳まで下がります)
バカ殿顔色が変わります。
手にしていた扇子を
ぽとりと落とし
刀に手をかけます。
ふざけんじゃねえ!
俺の目は節穴じゃねえ
19の女が肩こりなんかするかっ。
30歳もサバよみやがって。
打ち首じゃ~
いかりやさんか桑野さん演じる
じいやが止めに入る
まあまあ殿!
さおりは平謝りする。
じいやが殿を持ち上げる
「殿のおなごを見る目は
大したものでございますなあ」
「そりゃそーだ」
で、笑って収まる
という流れが基本です。
アイドルがでたり
小柳ルミ子さんが
由紀さおりさんの場所に座ったりもします。
研ナオコさんの回は
年を訪ねもせずに
打ち首の用意をせい!
ここはおかまバーではないぞ!
面白い。
これじゃセクハラパワハラですが
当時50代だった由紀さおりさん
とても綺麗。
悲壮感がなく
コメディエンヌを演じている姿に
余裕を感じて
ただ笑えます。
で、コントのバリエーションの一つに
由紀さおりの逆襲
というのがありました。
これがなんか良くてですね。
この動画3分越えの辺りから。
いつものさおりのサバ読みに
殿が刀をちらつかせる。
(この日は19)
ところがいつも謝るだけのさおりが
逆に懐から脇差を出して
殿の喉元に突き立て
ドスをきかせた声で
「てめえ
黙って聞いてりゃ
いい気になりやがって
ふざけーんじゃねえ」
「はいっ」
「誰も好きこのんで
50になったんじゃねえ」
「そりゃそーですよね」
「芸能界どっちが先輩かよーく考えてみろ」
さおりは
刀の先を殿に近づける。
「もう、30年も先にやってますから!
童謡歌ってますから」
「25年です!」
刀でぐりぐりするさおりに
バカ殿が
「お前、男のツボを知ってんな」で
笑って終わるのですが
このシーンがなんだか印象的でした。
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人生で人格を
「磨く」とか、
「学びます」、、て
一体どこまでいけば終わるのだろう、、
君のゆく道はあ
果てしいなく遠い~!
気がしてなりません。
それの終わりってあるの?
何のために
磨くのか
何のために
学ぶのか
モチロン
使うためでしょ~!
刀も人間も。
だから、ある程度磨いたら
もうそれを「振り回せ!」と
思うんですね。
(あくまで個人レベルの話です。
兵器は使うためにある、
という話ではなく)
シャキーンとなった
磨き抜かれたピカピカの刃を
振り回して
嫌な奴の
喉元に突き立てろ~!
ふざけんじゃねえよっ!
って。
これ飾りじゃねえんだよ。
こやって実用にも使えるんだよ!
別にぶっ刺さなくてもいい。
刀は研がれてる、ことが
相手にわかりゃいい。
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「磨きます」の行く先は、
磨きすぎて
つるつると滑り
いっそ
人が歩きにくい床
のような気がしたのでした。
なんのための磨きなのか?
磨くための磨きを
やりすぎると
宝石ちっちゃくなっちゃう!
それよりは!
と思った瞬間
私に見えたのは
「アナ雪」に出てくる氷とかクリスタルが
ムクムクっと
起き上がって来て
シャキーン!
磨き抜かれた鋭い剣の姿をしてました。
それが、由紀さおりの逆襲と
重なって見えてたので
先にバカ殿コントの話をしました。
筆頭腰元由紀さおりは、
しょちゅうキレることはなく
また元の位置に戻って
しとやかに
「ほほほ、15でございます」を
やっています
でも殿が行きすぎたら
やっぱり
ふざけんじゃねえ
をやれるんじゃないでしょうか。
由紀さおりさんて
スゴイ
歌手としての長いキャリアに
「1969」での世界ブレイク
なぜ日本語で歌いながら世界でブレイクできたのか「由紀さおり」というイノベーション | 財部誠一の現代日本私観 | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp)
「由紀さおり」が「由紀さおり」のまま、
突如として世界でブレイク
何故そんな事が出来たのだろうか?
上記の文章からです。
全部日本語で歌ってる歌。
由紀さおりさん、バカ殿コントでも
「目が小さい」とイジられる。
コントは「ババアイジリ」だし。
語学力とか
変わらぬ美しさ、とか
そーいうスキルで
評価されてるのじゃなく
’上手くいく’のレベルが違う。
もう、考えない~
分析しない~。
バカ殿年齢詐欺コントを見て
笑ってぐっすり寝てたら
そのエッセンスを受け取れるような気がしてるので
また見て笑おう~!
と思います。
由紀さおりさんの真似して
夫がなめた事言ったら
食卓の銀の箸をさっと掴んで
(テーブルの上にあるのでいつでも使える)
先の細い方を
夫の喉元に突き立てて
「なめたこといってんじゃねー」
をやりたいと思いました。
夫がなんか文句いったら
「コントよコント笑」
ルールールールー
と歌いながら
ありがとうございました。