訣別⑥ 操真レノ(2016.12.10(土)) | ★占い館アストルのブログ★

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ある種類の人からすれば、

ナンセンスな手法。
非常識だし、恐怖を与えるでしょうし、

だけど、
2人にしか分からない世界というものを、

僕も、
彼女も、

お互い同じく持っていたと、思います。

けして、
思い込みではなく、

互いにそういう表現を交わした過去が、


僕を踏み切らせました。



職場の駐車場、
彼女が彼女の車に乗った瞬間に駆けて、
助手席のドアを空け、

「ごめん、乗ってもいい?時間、取れる?」と
言いました。



彼女は驚いて、
始め、僕だと気付かなかったようですが…
(髪型と恰好のせいだと思います)

うろたえながらも、

車に乗せてくれて、
そして、

少しだけならばと、
時間を作ってくれました。


門前払いも、
想定には含んでいたので、



それを受け入れられたあの瞬間は、

時間が止まればいいのに…

と、
心底思い、
それを、
言葉にしました。


ファミレスに向かう車中で、
運転しながら彼女が、
「私のこういうのが、いけないんだよなぁ…」とつぶやいていたのを聞き、


「俺に、じゃなくて人に、、あなたは薄情ではないから、」

と返すのが精一杯でした。


彼女はきっと、、
彼女自身の甘さが嫌いで、

そして、
自分に厳しくあろうとする高潔さがあって。

そして、
本当は誰よりも愛されたい、可愛い可愛いお姫様だったと、

僕は思います。


それが、たとえ
彼女が彼女自身を苦しめても、彼女はそれを適当には出来ない、

そういう人でした。



彼女のその時、その日の真意は、

もう分かりません。
知ることもないでしょう。



占い師は、
神様じゃあない。

ましてや、
僕も、平静を装ってみせるのに、必死で、


ただ、
その時その瞬間、
彼女がどこか店に入ろうと応じてくれた喜びで
頭が回らないでいた中、

運転している横顔を、
やっぱり、綺麗だな…と思いました。