「人」は
理解出来ないと思っています。
ここでいう理屈とは、
つまり、
常識、普遍、損得、正解。
などです。
クライアント様の中には、
「そんな事は分かっている」
「だけども、出口が無くて苦しい」
という事を訴えられる方がいます。
吉凶の判定も、
占いによる心の置きどころのアドバイスも、
「意味を成さない」のです。
そして、
「それはあなたが真の意味で分かっていないから」
「弱いから」
とあくまで人格者のように諭そうとする人。
あるいは、
「あなたは何も悪くない」
と寄り添う人。
術者の性格に左右するのでしょうが、
僕は、どちらにも振り切れきれない事が多いです。
占いを通した結果を極力淡々と伝えながら、
その一方で、
ただただこう思っています。
ご自分なりに最大限あがいて、
何とか耐えきって下さい。
辛かったら逃げてもいいし、
ダメだと思いながらどつぼにハマったっていい。
自分を殺さないで済む最善を、
紡ぎ続けていて下さい。
…と。
人は理屈で生きていない、
みんな弱い生き物なのだと、思います。
操真レノでした!