梅雨を代表する花といえば紫陽花。
今が一番の見頃です。
紫陽花を漢字で書くと紫ですが、確かにアジサイといえばイメージする色は紫ですね。
その昔、紫は高貴な色でした。
お坊さんの袈裟も紫が一番位が高く、身分が高くならないと着れないようです。
北京にあるラストエンペラーのロケ地である紫禁城はその最たるもので、紫は皇帝が着る色なので、それ以外の人は紫を着ることができない、だから紫を着る事を禁じるという意味で紫禁城という名になっているそうです。
占いの世界では紫は九星気学に登場します。
九紫火星。その基本方位といえば南。
周囲から注目されたり、アイディアが閃いたり、名誉を得たりする方位とも言えます。
そして九紫火星を色で言えば、赤と紫。
また南の方位といえば午になります。
午は月でいえば6月6日頃から7月6日頃です。
つまりちょうど梅雨時。
だから、この季節には紫色の紫陽花が咲き乱れるのでしょうね。
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